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知識ゼロから金融&保険のリテラシーの基礎を身につける話!!【年金、税金関連の基礎知識編】

第2回に引き続き、金融保険分野の調査結果をまとめていきます!
前回の記事はこちらになりますのでご興味のある方は併せて確認していただけると嬉しいです!

では、第3回目スタートです。

※注意事項※

この先、金融と保険分野の基礎知識についてまとめた内容の他に自分のなりの考え方も少しずつコメントさせていただいております。これらはあくまでも個人的な主観に基づくものですのであらかじめご了承いただければと思います。



3. 税金、年金関連の基礎知識

ここからは、社会保障関連の話に話を戻します!このセクションでは、税金・年金関連の話をまとめていきたいと思います!

① 税金

まずは、私達が毎月支払っている税金の話になります。
ご存じの通り、税金は消費・所得・資産などにかかってきます。その種類は国税と地方税を含めると50種類になるということです!全然知りませんでしたがこんなに多かったんですね。

財務省の公式サイトに国税・地方税の税目・内訳をまとめたページがありましたので貼り付けます。

こうやって私達から徴収された税金は、公共サービスなどの財源となります。保険分野の基礎知識でやった社会保険などはまさにその代表例ですよね!あとは国の国家予算などに計上されるのだと思います。新型コロナウィルスの感染対策のために予備費が12兆円も計上されたりしていましたよね!
ただ、その9割近くの予備費の使用用途が分かっていないという民間企業だったら一発アウトみたいなことが国会では平気で起きている印象です。
下記は、その時の記事となります。

もういっそのこと、国の税源の管理システムをEthereumのようなパブリックブロックチェーンのスマートコントラクトに開発して管理してしまいたいですね笑。国は絶対そんなことには首を縦にふらないでしょうが・・。

ただ、やはり私達から徴収される税金が何に使われているのか??ということについては常日頃から意識しておかないと国民が舐められて平気でこんなことが繰り返されてしまうと考えられています。なので、皆で金融リテラシーを高めてもっと賢くなり、政府の行動に目を光らせておきましょう!!
そしてその結果を選挙で訴えましょう!!
(それが今できる最善だと考えています!)

話を税金に戻しますが、ここでは税金の中でも特に生活と密接な関係がある消費税と所得税・住民税についてまとめていきます。

消費税:
国内のモノの販売やサービスの提供の際に発生する税金になります。
消費税で集めた税金は、主に2章で取り上げた社会保険(医療や介護)などに使われることになります!

日本の消費税率は、現在10%ですが北欧諸国に比べたらまだまだ低い方です。(北欧諸国は20%以上もあります!)

日本はこれから(というか既に)超高齢化社会を迎えます。なので消費税率が15%、20%と高くなっていくことは容易に想像がつきます。(賃金も上がれば良いのですが、今の日本のやり方を押し通そうとすると確実に衰退して失われた50年、60年ということになってしまいそうです)

また、北欧諸国と日本を比較するわけではありませんがこれだけ消費税率が高いにもかかわらず国民幸福度が高いことでも知られていますよね!
北欧三カ国では、出産や子育て支援・教育の社会保障に力を入れている傾向が見られていてフィンランドでは大学まで無料で教育が提供されたりしています!(その代わり社会人になったらその分を税金で払うという形でしょうか)

高齢化が進む中でも、未来の世代への社会保障をしっかりと確立させているので皆も納得しているということもあり、これだけ国民幸福度が高いのかもしれませんね!「北欧のやり方や考え方をそのまま日本に取り入れろ!!」とは言いませんが、国民幸福度が高い理由未来の世代への社会保障を確立させている点については参考にすべきことが山ほどあると考えています。

ちなみに、日本の国民幸福度は56位だそうです。GDPという一種の基準で見た時は経済大国第3位ということになっていますが、幸福度とこれだけ順位にギャップがあることを考えるとやはりやり方をもっと取り入れてはどうか?もしくは考え方をもっと変えてはどうか??と思ってしまいます。

所得税:
次に所得税になります。所得税は個人の所得に応じた税金のことで、税率は所得に応じた超過累進課税となっています!ちなみに所得全体に対して税金がかかるわけではなく、給与所得控除や各所の所得控除などを差し引いて残った課税所得金額に対してかかります。

住民税:
地方税は地方自治体に納める税金のことです。所得税は、前年の所得額に応じて決定される所得割と全員一律で支払う均等割の2つが含まれます。

② 年金

次に年金になります。
公的年金制度には、2種類の年金が含まれており国民年金厚生年金があります。(調べるまでごっちゃになってました・・。)

国民年金は、原則国民全員が加入することになっており、3種類に分けられます!

第1号被保険者:
個人事業主やフリーランスなどが該当します。

第2号被保険者:
会社員や公務員などが該当します。第2種被保険者は厚生年金にも加入することになります!厚生年金がプラスで徴収される反面、年金をもらえる立場になった場合には、基礎年金に加えて厚生年金をもらうことができます!

第3号被保険者:
第2号被保険者に扶養されている配偶者などが該当します!

また、ひとえに年金といっても年金ももらう方法にはいくつかパターンが存在するようなので併せてまとめていきたいと思います!

① 老齢年金
65歳以上からもらえる誰もが知っている一番有名な年金になります!
私達がこの年代になる時に、年金制度が残っていればもらえそうですね・。

② 障害年金
重度の障害を負ってしまった場合に一定条件を満たすともらえる年金になります!

③ 遺族年金
一家の働き手が亡くなってしまった場合に一定条件を満たすともらえる年金になります!

ちなみに、国民年金厚生年金は公的年金となっていますが最近注目されている企業型確定拠出年金個人型確定拠出年金のような私的年金もあります。

③ 年末調整

最後は年末調整になります。
毎年年末に行う作業になるのですが、複雑過ぎていまだによく分かっていません笑。

毎月支払っている所得税の税額を年末に再調整して確定させるということが
年末調整の目的になるのですがなぜこのようなことが起きるのでしょうか?

会社員だと、あらかじめ所得税に応じた額が給料から天引きされますよね?
これらはあくまでも見込みの額となります。なので実際に確定した税額とずれが生じてくるわけです。このずれを清算しようというものが年末調整となります。もしも多めに税金を払っていることになっていたらその分は還付されます!(少なかった場合はその逆です・・。)

これもブロックチェーン上にスマートコントラクトを乗っけて自動的に清算されられればかなり効率的になりそうですね!(細かい法改正にどうやって対応していくかが課題ですが・・。)


第3回目はここまでになります!
ここまで読んでいただきありがとうございました!

参考文献

  1.   いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

  2. 保険リテラシーが身に付く本 -生命保険の基礎知識-

  3. 毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資

  4. ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート

  5. サクッとわかる ビジネス教養 お金の基本

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