いちゃもん力をつける。

本日、ディベート講義3回目でした。

最初はディベートを聞いても
何を言っているのか
まったく議論を追うことができませんでしたが
徐々に聞き取れるようになりました。

聞きとれるようにはなってきましたが
それはまだスタート地点に立ったにすぎません。

次なる課題は
相手の議論にいちゃもんをつけられることです。

ディベートではいちゃもん力が大事

ディベートでの戦い方では
・自分の主張が正しいことを説得すること
・相手の主張が正しくないことを説得すること
この2つの視点が必要です。

今回のテーマは
「相手の主張が正しくないことを説得すること」

そのために必要なのが
「いちゃもんをつけること」です。

いちゃもんをつけるとは何かというと
あなたの言っていることは本当に正しいの?
それって本当に大事なことなの?

と疑いをかけること。

ディベートでの勝敗は
どちらがより正しいだろうか?
とジャッジに納得させられるかによります。

そこで必要なのは
自分の主張の正しさを説得するとともに
相手の主張の正しさを疑うことです。

ジャッジが
「相手の主張なんか説得力ないな~」
と思えば
こちらの勝率が上がります。

いちゃもん力のつけ方

どうすればいちゃもん力をつけられるのか。

シンプルに言えば
相手の主張すべてを疑ってかかることです。

「ディベート学ぶべきでしょ」→なんで?
「みんなnote書いた方がいいよ」→なんで?
「きのこよりたけのこでしょ」→なんで?

ディベートでは
相手の立論に対して疑いをかけます。

・内因性
・重要性
・解決性

この3つに疑いをかけます。

ディベートを学ぶべきである
という論題を例に説明してみます。

メリット

ディベートを学ぶことで
情報の真偽を見抜く力を身につけることができる

内因性(なぜ必要なのか)

・世の中にはたくさんの情報があふれています。
・しかし発信者は必ずしも専門家というわけではありません。
・嘘情報にまどわされると、人生を狂わされる可能性があります。
・なので自分で情報を判断できる力が必要です。

重要性(なぜ大事なのか)

・もし嘘情報にまどわされると、人生を狂わされます。
・お金を失ったり、進路を間違えてしまうことがあります。

解決性(なぜ解決できるか)

・ディベートでは情報の真偽を確かめる能力が培われます。
・ディベートの試合では質疑応答、つまり、相手の主張が本当に正しいのか疑う時間があります。
・その時間に相手の主張を疑えるかどうかが勝敗の一因です。
・また自分の主張を強化するために自分の主張を疑います。

いちゃもんをつける

これらに対していちゃもんをつけてみます。

・世の中にはたくさんの情報があふれています。
→本当に?
・しかし発信者は必ずしも専門家というわけではありません。
→本当に?どれくらいの割合で?
・嘘情報にまどわされると、人生を狂わされる可能性があります。
→嘘情報で人生狂った事例は?
・なので自分で情報を判断できる力が必要です。
→それで解決できる?
・もし嘘情報にまどわされると、人生を狂わされます。
→証拠は?
・お金を失ったり、進路を間違えてしまうことがあります。
→事例はある?
・ディベートでは情報の真偽を確かめる能力が培われます。
→そういう研究結果はある?
・ディベートの試合では質疑応答、つまり、相手の主張が本当に正しいのか疑う時間があります。
→本当に?
・その時間に相手の主張を疑えるかどうかが勝敗の一因です。
→どれだけ勝敗に関連する?
・また自分の主張を強化するために自分の主張を疑います。
→それは有効なやり方?

本当に簡単になんですがこんなかんじ。

日頃から
いちゃもんをつける癖をつけることで
ディベートで疑いをかける能力は上がっていくと思います。

この1週間はこれを意識してやっていきます。


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