見出し画像

「第12回 関学レインボーウィーク」に参加し、映画「カランコエの花」を視聴しました。

みなさん、こんばんは。🌱 縁あって、関西学院大学で実施された「第12回 関学レインボーウィーク」に参加しましたので、記事にしたいと思います。私は2024年5月17日に参加しました。✍️

レインボーウィークとは

端的にいうと「LGBTをはじめとする性的マイノリティの多様性をキャンパス全体で考える一週間」です。具体的な内容としては、映画上映会、LGBTQ関連図書の展示、パネル展、交流会、パネルディスカッション、人権問題講演会などが挙げられます。この一週間を通じて、すべての人々が多様な性に関して考え、誰にとっても開かれたキャンパスを目指されております。

詳しくは公式サイトをご参照ください。


参加のきっかけ

2022年3月に卒業してから、今回が初めてのレインボーウィーク参加でした。参加のきっかけは、教育学部の濱元先生からのお誘いです。濱元先生はレインボーウィーク実行委員であり、私が在学中に映画「カランコエの花」の上映やLGBTs絵本の作成をしていたこともあり、卒業生としてお招きいただきました。なお、この映画上映会については、学生の実行委員も募りながら、学生の方々と一緒に進めておられました。在学時はコロナ禍のため対面でのイベントが難しく、今回は対面での映画視聴とディスカッションができるとお聞きし、大変楽しみにしていました。


参加してみて

一言で言えば、とても楽しかったです。映画「カランコエの花」を観るのは今回が3回目でしたが、それでも胸が苦しくなる内容(ストーリー)でした。

  • 1回目は、「カラフルチャイルド」さんが神戸で実施されたとき

  • 2回目は、「明石市インクルーシブ推進室」さんが明石で実施されたとき


映画の内容について、3回目の視聴で新たに気づいた点があります。それはアウティングに関することです。(※映画未視聴の方は、以下ネタバレになります…💦)

映画では、教師の授業をきっかけにクラスの誰かが性的マイノリティではないかと当事者探しが始まります。その中で、連日続く当事者探しに耐えきれず、一人の生徒が同級生(主演の今田美桜さん)に「ずっと辛くて、、誰にも言えなくて、、あのね、今、みんなが話している人のことを知っている…」と打ち明け、当事者が誰かを伝える場面があります。

このシーンについてどう見るか。

もちろん、自分だけが知っているのは辛く、何かできないかと思うができず、誰かに話したくなる気持ちも理解できます。しかし、本人の同意なく他者のSOGIEに関する情報を第三者に伝えることはアウティングになると思います。

もし抱え込むのが難しい場合は、同級生よりも大人(先生やカウンセラーなど)に伝えるべきだったと思います。(映画に登場する先生たちが信頼できるかは別の話ですが…)

ディスカッションについて

映画上映後には、参加された学生さんと一緒にディスカッションがありました。濱元先生が示したグラウンドルールのもと、参加者全員が安心して意見を述べられる環境が整っていたかと思います。同じ映画を観ても、参加者それぞれの着眼点や解釈が異なることに気づき、非常に勉強になりました。特に「自分だったら、どんなことができるんだろう…」という問いは、今後も深く考えていきたいテーマです。

最後に

卒業してから3年が経ち、今回お招きいただけたことに感謝しています。聖和キャンパスを含めた大学全体で、多様な性に関する理解がますます広がっていることを感じ、とても嬉しかったです。

また、拙書「みんなすっごくいいね!」が展示されていたことにも感謝しています。関学は在学時から学生の応援・支援を惜しまない大学であると改めて感じました。(下記投稿の画像一枚目の右下に展示いただいております👀)


さらに、上ヶ原キャンパスで実施されたパネルディスカッション(13:20~15:00『パネルディスカッション~気になるあれこれ、どう思う?~』)にも参加し、非常に知的で面白かったです。ジェンダー・セクシュアリティに関する専門的な話が交わされ、登壇者と司会の息の合ったディスカッションは圧巻でした。(めちゃめちゃ凄かった…‼️)来年度もぜひ参加したいと思っています。

以上、久しぶりにnoteを更新しました。
また何かしらの記事を投稿できたらと思います。🐧

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。ではまた。🙌 💫

🌟 最後によかったら、絵本の読み聞かせ動画をみてください〜 👋🌈


noteを読んで頂いたあとの嬉しいこと 1位 感想をTwitterで見られること (@haruki_volo) 感想はすっごく、嬉しいです。(*^-^ 2位 スキ 良い記事と思っていただけたら是非! 3位 サポート 書籍を買おう!と思います!