エンジニア採用のジャーニーマップの各ステップでやってきたこと強化したこと
この記事はジンジニアアドベントカレンダーの4日目の記事です。
前回はbob(ボブ)さんのインフラエンジニアのスキルが採用プロセスに活かせた話でした!
インフラエンジニアとしてのスキルと採用プロセスの結びつきについて書かれているのでぜひお読みくださいー!
エンジニア採用のジャーニーマップについて
この記事は、私がエンジニアの採用に携わり始めて5年前からずっと意識しているエンジニア採用のジャーニーマップについてまとめたものます。
エンジニア採用のジャーニーマップとは?
雑にまとめたものになりますが、上図のようなものとなります。
こちらについては、スカウト返信率50%超え!エンジニアから選ばれる企業になるためにhokan・前島治樹が実践した「エンジニアtoエンジニア」の採用戦略という記事に概要が書いてあります!
具体的には、
hokanを知らない世界線
認知
興味
知ってる世界線
情報収集
エントリー
内定
離れた世界線
ゆるやかな興味
完全離反
という、ファネルをhokanの理解の深さによって分けたものです。
まず始める第1ステップ
多くのエンジニア採用始めたばかりの人が始めてしまうこととして、認知を取るために採用広報のための記事を乱発してしまいがちです。
しかし、採用フローとして入ってきた候補者への選考フローやその中身が伴っていなければ全く意味がありません。
まず取り組むべきこととしては、hokanを知っている世界線にいる人たち、つまり選考にエントリーしてきた人をしっかりナーチャリングできるようになることです。
そのために、当たり前のことを当たり前に丁寧にやっていきます。
どんなエンジニアを取りたいのか言語化
ターゲット
ペルソナ
面接体験を上げる。面接の対応はもとより、
選考の中で候補者に何を提供できるのか
自社に入ったらどんなペインが解決するのか
そのためには面談時に見せる資料の作成や求人票作成ももちろん重要ですが、選考の中で何を伝えるのか最終面接までにどんな流れを作るのかを議論して醸成した方が良いです。
いわゆるバケツの穴を塞ぐことに繋がります。
その上で、自社独自の内容も言語化してアトラクトに繋げていきましょう。
第2、第3段階へのステップ
最初のステップだけでもかなり時間がかかりますが、そこからさらにジャーニーマップを強化するためにいよいよ、第2ステップの「内定承諾率を上げるための施策」、第3ステップの「認知を取るための採用広報」や「興味を加速するコンテンツ」が重要になってきます。
第2ステップの「内定承諾率を上げるための施策」
しっかり候補者の方との関係性が選考に出てきたら最後は一緒に働きたいというメッセージングを全社上げて本気で伝えることです。
そして会社のカルチャーをより身近に感じてもらうこと。
例えば、
オファー面談
個々に合わせて資料を作成し、過去の面接官がでたりメッセージをもらっているか。
入社後のイメージが湧きやすいようにオンボーディングからミッションまで明示して伝えているか
会社のイベントに呼んでカルチャーを体感してもらっているか
ちなみにhokanでは全社会後の懇親会に呼んだりエンジニア寿司会なるものを実施し、選考中の方や過去にお会いした方を招待しております。
せっかく来ていただくなら最大限のおもてなしで満足していただきましょう!
こんな感じです
また、これらは闇雲に行うのではなくスポンサー協賛したイベントなどで接点持った方も招待しさらに興味が加速するようなサイクルにも繋がります。
第3ステップの「認知を取るための採用広報」や「興味を加速するコンテンツ」
あとは最後のステップでいよいよ採用広報を強化していきましょう。
ここで重要なのが、認知と興味を分けてコンテンツを作ることです。
認知を広げるためには、自分たちのメディアだけでは難しいのでフェーズにもよりますが拡散性が高い外部メディアも使いましょう。
外部メディアを使う
ストーリーや企画、構成が重要
そして次にhokanを知った方により興味を持ってもらうために以下を整備し、より深く会社について理解を深めてもらう
コーポレートサイトなどをアップデート
エンジニアに特化したサイトを作る
社内のエンジニアのリアルなインタビュー
まとめ
エンジニアの採用を通じて得た私の経験をもとに、エンジニア採用におけるジャーニーマップについてまとめました。
さらにここからエンジニアの人事制度整理やキャリア形成、開発者体験の向上など段階があるのですがそれはまた別の記事でご紹介しようと思います!
今回は概要を記載していきましたが、一つ一つはしっかりやろうとするとめちゃくちゃ重いです。負けずに積み重ねることが重要なので、ぜひ一緒にエンジニア採用頑張りましょう!
ジンジニアアドベントカレンダーの5日目はてぃーびーさんです。お楽しみに!
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