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2020.8.18 「家」販売開始!
昨日、17日の19時から、
「家」のチケット販売が開始しました!
家を販売するわけではありません。
とはいえまだ本稽古も始まっておらず、
実感は沸かないのですが、、
でも初日まで1ヶ月を切ってるんです!
今週末に顔合わせがあり、
いよいよそこから稽古が始まります。
感染症対策の観点から収容客数を大幅に減らし、
ご来場いただけるのは10名が上限となっております。
お見逃しのないよう、お早めにご検討くださいませ。
お昼の公演は、周囲の環境音や自然光とシームレスな世界を楽しめるし、
夜の公演は、外界から隔てられたような世界を楽しめると思います。
秋の虫の音が聞こえてきたり、
今よりは少し過ごしやすくなった頃だと思います。
物語に触れていただき、
日常を少し忘れられる素敵な体験をご提供できるよう準備して参ります。
チケットは2種類あります。
会場にご来場いただく「公演チケット」と、
生配信とアーカイブ映像をご覧いただける「Instagram LIVE配信&アーカイブ パック」のご用意があります。
どう考えてもアーカイブパックの方がお得なのですが、、
否!間近で演劇を体験するのは、今、尚更難しい世の中です!
外出すること、感染リスクは正直ゼロにはできません、
それでも、生で演劇をお届けしたい、
そんな思いで、スタッフ一同、気を引き締めて準備いたしますので、
十分にお気をつけた上でご来場ください。
なお、ご購入を検討くださる際には、
特設ページにある注意を必ずお読みください。
、、というわけで、こちらにも画像として添付いたします!
まずこちらが、基本的に講じている対策についてです。
お手洗いの使用禁止も検討したのですが、
お困りの方もいらっしゃることを想定するとやはり禁止はできませんでした。除菌や清掃は徹底して行いますのでご安心ください。
気になる方は、rusuの近くにコンビニもございますのでそちらをお使いいただくのも手です。
ただまあ、それを我々が促すのも、モラル的にどうなんだろうとは思いますが、、、
古民家を利用したギャラリーのトイレなので少し狭めですので、
快適お使いいただける、という点では、コンビニなどでお借りいただいた方が間違いないとは思います!
キャストやスタッフは、上演中、マスクを着用いたします。
つまり、マスクをしたままの演技になります。
不本意ではありますが、少しでもリスクを減らすという観点から、
このような「演出」とさせていただきます。
また、お客様には、フェイスシールドを着用していただくことになります。
ちょっと仰々しい雰囲気になるかもしれませんが、
それも今ならではと思って楽しんでいただけると嬉しいです。
稽古の時に使用しているのですが、
経験上、10分もすればそんなに視界が気にならなくなってくると思います。
場内の空気が循環するよう、窓を開けます。
日中は熱中症などにも気をつけながら、冷房の空気が行き渡るよう調整いたします。
周囲への音漏れの関係もあるため、閉めたりもします。
窓の開け閉めは、スタッフにお任せいただけますと幸いです。
そしてこちら、
こちらが、ご観劇いただく流れについてのご説明です。
長くてすみません。
特にお読みいただきたいのは、ご来場いただくまでに気をつけていただきたい点についてです。
・過去2週間以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をした方、体調不良の方、 新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方は、事前にご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
・お花や差し入れなどの受け取りは辞退させていただきます。あらかじめご了承ください。
・衛生管理の観点から、サンダルでのお越しはご遠慮させていただきます。必ず靴下をお履きください。
・開場中、上演中におきましても、ペットボトルや水筒など蓋のある容器でしたら水分補給可といたしますので、こまめな水分補給をおすすめいたします。
・終演後の面会は中止といたします。
上記が、ご来場前に徹底していただきたい点です。
その他の記載は、ご来場後のことになりますので、会場でも説明がございます。
記載がありますが、「家」の演出として、観劇の途中でご移動いただくことがございます。また、椅子などの客席はご用意がなく、立ちまたは座りでご観劇いただくことになります。座るのが気になる方は、座布団のような除菌されたマットをご用意いたしますのでご活用ください。
感染拡大させない、という覚悟を持って上演に当たります。
ご理解、ご協力いただけますようお願いいたします。
さて、
ここまでしてやりたい演劇、
さぞ面白いんだろうなと。
はい。
必ず面白くします。
後悔しない体験にできる自信があります。
リスクを背負ってでもやる価値はあるか。
はい。
きっとあります。
チェーホフのことば、劇世界は、
あまりに精密に、繊細に描き出されており、
初演から124年経った今でも、
霞まずに、むしろはっきりと現代の人間を切り取っています。
演劇が上演できない時代、
というのは何度も訪れたのだと思います。
その度、
この戯曲のもつ力強さが息を吹き返してきたのだろうとさえ思えます。
むしろ、私たちは今、この戯曲に試されている側なのであり、
この上演は全てチェーホフ、いな、あの湖のかもめに仕組まれているものなのかもしれない、
そんな運命感さえも感じているのです。
きっと今日を生きる希望になる。
そう信じて、ことば、ことば、ことばを紡いでいきます。
KAMOMEの「家」。
ステイホームの時代に期せずして産まれようとしている不遇なタイトル。
その意味が、
あの目黒rusuという一つの生命体を通して、
きっと届くと思います。
今しか生まれない演劇はあります。
ぜひご検討ください。
さて、
今日は事前稽古8月編、スタートの日でした!
明日、明後日の3日間で終わってしまうので、残り2日ですね。早いものです。
門田は別現場につき8月の事前稽古は参加せず、
僕と出演者1名と、マンツーマンでの時間になりました。
ここから先は
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「KAMOME」旅の記録
エリア51による2020〜2021年演劇企画「KAMOME」。企画・演出の神保による旅の日記(不定期)。チェーホフの名作「かもめ」にのせて…
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