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散文。というよりほとんど死

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2020年2月の記事一覧

空を飛ぶ夢

‪空を飛べる夢を見た。助走をつけてジャンプし、肋骨を広げるようなイメージで肺に空気を溜めると落下が鈍る。最も下降するタイミングで、上昇するイメージで再び肋骨を広げるような動きをすると反動でさっきよりも上昇できる。コツは要るが、それを繰り返せば少しずつ高度を得られる。‬

月に川があったなら

満天の星。

星に音楽があったなら、

その音はきっと懐かしい、

胎盤の中で聴こえた母の声、

その音に似ているはずだ。

孤独と演劇

演劇を通して
この孤独を分かち合うべく
演劇をしていた気がする

最近は
もしかして演劇は
わたしだけのものなのかもしれない気がしている

演劇は
この演劇体験は
わたしだけのもの

あなたには譲れない
そんな決意をもって
演劇と向き合いたい

演劇を通して
この独占欲を分かち合うべく
演劇をしていこう

わたしの性

セックスについて考えざるを得ない今日。
性行為と性そのものについて。
わたしはわたしの性とどう向き合ったらよいか。
あなたの性をどう見つめたらよいか。

そもそも、

人には戦争と平和の2種類があるとおもう。
人の本質は考える葦に過ぎないけれど、
高度化し、メタレベルの上昇とともに失った"野生"が取り戻せない以上、真の意味で「考える葦の集合体」としての人間にはもう戻れないだろう。

とりわけ、ここ

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