マンチェスターシティには何が足りなかったのか。【CL】

皆さん、お久しぶりです。
また書きたくなったので、パソコンを広げております。


先日行われました、UCLのラウンド8。
シティズンの私、とてつもなく悔しいというのが、今の本音でしょうか。

今回は、2ndレグに焦点をあてて、シティに足りなかったものは何だったのか、また、マドリーの何がよかったのかを私なりに考察していく次第です。
もしよろしければ、一意見としてお楽しみください。

さて、ラインナップから見ていきましょう。

ラインナップ

スターティングメンバ―

両チーム目立った選出はありません、お互いに盤石の布陣であるといえますね。

試合展開

試合は開始後すぐに動くことになります。
前半12分、バルベルデのスルーパスに斜めに抜けたヴィニシウスがゴロの早いクロス。それをボックス内で待っていた、ロドリゴが一度はGKにあてながらも押し込んで、マドリーが先制します。

少し、キックオフから緩い空気のまま試合に入っていたシティが出鼻をくじかれたように感じます。
ネガティブトランジションの部分も甘く、、入りがよくなかったと思います。

先制されたシティですが、決して焦る様子もなく、むしろ目が覚めたように攻撃が活性化されていきました。
中盤三枚が自由に動くシティの攻撃に対し、マドリ―は守備の時間が続きます。
しかし、ゴールを割ることはできずに前半終了。

転機は後半25分付近でした。
ここで名将グアルディオラが先に動きます。
10番のグリーリッシュを11番のジェレミドクと交代します。

ここまでの試合展開、決してグリーリッシュのパフォーマンスが悪かったとは思えません。ただ、硬直しかけた試合の流れを変えるためのカンフル剤としての投入だったのではないかと思います。

実際これが功を奏します。この日のドクは弱点である、球離れのキレの悪さが一切見えず、仕掛ける場面と個人で崩しにかかる場面の判断がとても良かったように私には見えました。
そして後半31分、左サイドでボールを持ったドクに対し、タイミングよくキングデブライネがポケットを疾走、そのまま自分でゴールネットを揺らしました。
1-1
その後延長、pkを戦い、激闘の末にマドリーが駒を進めることになりました。

シティに足りなかったものとは?

さて、長くなりました、本題はここからです。
120分あれだけ攻め続けたシティが勝ち切れなかった理由はどこにあるのでしょうか?

ビルドアップの穴

今回私が率直に感じたのは、偽CBをこなしていた、アカンジのポジショニングです。
起用メンバー的にアカンジをビルドアップ時に中盤に入れることは仕方のないことかもしれませんが、私の目には、デブライネやフォーデンのわざと開けているスペースやランニングコースを消してしまっているように感じました。
マドリー側も、シティが押し込む展開が続いていくにつれてバイタルエリアや、せいぜい2ボックス内で固めて守備をする展開になっていたことは明白であります。
ただでさえ少ないスペースをわざわざ狭い、相手DFラインとMFのラインにいることは何の意味があるのだろうか?と率直に感じたところでした。
後半途中から、ロドリとフラットでならんだ時にはとても機能していたように感じたので、ここもシティが攻めきれなった一つの要因なのではないでしょうか。

ボックス内の動き

もう一つはボックス内での動きにあるのではないかと感じる次第であります。
これにはマドリーDFの集中力をほめるべきであると思いますが、シティの選手たちなら、固められたボックス内でショートパスを2,3本つなぐだけでかなり違いが生まれてくるはずですから、狭い局面でのダイレクトのプレーをもう少し増やすことが必要であったのではないかと感じます。
要は、攻撃のリズム・テンポを変えてほしかったといったところでしょうか。

おわりに

今回はCLのシティVSマドリーについてシティひいきで試合を見ていきましたが、シティズンの私からするとかなり悔しい敗戦でしたが、フットボールとしてはかなり楽しい試合を見せてもらったなという印象でした。

ではまたどこかで。



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