デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC) 概要(激務度:★★★)【2017年度時点】
デロイト・トーマツ・コンサルティングについて
ここからはBIG4の話を記載する。BIG4は、言わずもがな「デロイト」/「PWC」/「KPMG」/「EY」から構成されている。
*個人的には、EYはもはやBIG4ではないと思うが・・・
また、BIG4は「AUDIT」・「ADVISORY」・「TAX」の3つで形成されており、いわゆるコンサル部隊の多くは「ADVISORY」に所属する。
ハルキのポイント
■転職する際のポイント:
①BIG4で最も大きく大規模・上流案件遂行が可能
②グローバル案件が多い
③優秀な人が多い(ただし、癖の強い人が多いのも事実)
■転職するには?:部署にはよるが以下を満たせばよい
①英語をビジネスレベルで使用できること
②前職で強い実績を残していること
③ITや企画等のDTCに求められる能力を保有している。
■ネガティブ情報(概要):
①アウト率が高いこと
②オラオラ系のややこしい上司が結構在籍していること
③部署間の垣根が高く、他部門との連携に時間がかかる
④炎上案件が非常に多く、アサインされると給料はいいがしんどい。
その他概要について
■会社概要:BIG4の中で最も大きく、全体で3000名近くの人が所属する。
社風としてはUP OR OUTであるがグローバル案件も多く給料も非常によい。BIG4でトップクラス。
また、自動車領域や戦略には強みがあり、下流工程を実施しないことが多いファーム。
■組織、雰囲気:かなりの縦割りになっている。他ファーム同様、インダストリーとサービスに分かれており、それぞれに担当役員パートナーが複数人存在する。
若手は全てプールユニットに所属するために、パートナー同士の権力争いに巻き込まれないが、SC(シニアコンサルタント)やM(マネジャー)になるとインダストリー所属になるので、出世可否は上司のご機嫌をとれるかどうかにかかっている。
人にもよるが、意見ははっきり言う人が多く、はっきり言っても問題ないケースが多い。
■会社の強み:グローバル系の案件に強い。本当にグローバル案件が多い。
特に従来から言われていた自動車領域の海外展開含め、実際に海外にいく案件も数多くある。
人材の質は、BIG4一であるのでコンサルの質も高い。*ただし、プライドが高いのが問題である。
また、アクセンチュアほどではないが、デロイトエクスポネンシャルという組織にデジタル部隊が所属しており、BIG4の中では最も人も多くデジタルには強い。
■ワークライフバランス:あまり良くない。人や組織にもよるが、80時間/月残業することが多い。
また、女性の働き方にも気を使っており、女性は働きやすい。ただし、未だにパートナークラスは男性が多く、男尊女卑の俺様も多いので、出世や昇進等には実際、男性パートナーの影響している。
*あくまで等松であることをお忘れなく。
■ネクストキャリア:所属する組織にもよるが、3〜5年くらいいればそれなりのところにいける。もともと優秀な人が多いので、高望みをしなければそれなりのところにはいける。
■入社必須条件:早慶以上の学歴が有利。他のファームより、英語力や職歴(VCやコンサル出身者が有利)を見ている。また、英語力はやはり必要。
■過去入社(中途入社)の特徴:早慶以上の学歴が多い。英語力がある帰国子女が多い。新卒のトイックの点数は高く、900点以上ある人も数多く在籍している。なお、デロイトやPWCは入社している人のレベルが高く、入社者の質は高い。
■ネガティブ情報:アウト者は、年間全体の15%程度はいること。また、オラオラ系の人が多いため、結構しんどい。
また炎上案件も数多く受注する体質のため(パートナーの営業がラクに大きくあげやすい)、炎上案件にアサインされると精神的・肉体的にしんどい。*そのかわり特別ボーナスがでる。
DTCは他のBIG4とは違うと思っている人が非常に内部には多いが、外からはそう見られないことが問題。
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