コンパクトハウスを作るには住む前も後もコミュニケーション重視の暮らしがしたいから
田舎に16坪のコンパクトハウスを建てる計画を進めています
アラサーワーママです
0歳育児に奮闘中のなか、
コンパクトハウスの良さや新築計画を進めていく上で感じていることをシェアしていきます
今日は、コンパクトハウスの計画をしていると家族で大切にしたい価値観、ルールが見えてきたという話です
コンパクトハウスに興味があるけど勇気が出ない方やシンプルに暮らしたい方はぜひ読んでください。メリットも感じられると思います。
大切なものだけを使う
小さな家というのは、必然的にものを収納できるキャパも少ないです。デメリットに感じそうですが、私はこれが最大のメリットとも思えます。収納が少ないからこそ、今あるものは本当に必要なのか?好きなのか?はたまた、自分はどんなものに魅力を感じるのか?という視点までも持つことができるようになります。大切なものだけに囲まれて暮らす生活なんてどんな気持ちになるんだろう?とても楽しみです。
気に入ったものを長く使う
夫を見ていて心地よいのは、好きなものにこだわっているからなのかもしれないと思う。
身支度もちゃちゃっと5分くらいで済ませてしまう。同じ服を外出のたびに何度も着て、また次シーズンも同じ服を出してきて着る。それがまたよく似合っている。何の迷いもない。服や身の回りのアイテムも買う時は厳選してなかなか決め切れず、結局買わないことも多い。
だから素直にラフに生きていけてるのかな。
何の話や(笑)
ものを買う時は家族に相談する
結婚して家族と住んでいると当たり前なのかなとも思いますが。一つ屋根の下でみんなのスペースに物を置きたい時は、ここのスペースこんなふうに使いたいしその方が良いと思うっていう説明をしてほしいし、自分もしようと思っている。今もだけど、人のものでも目に入ると嫌なものは嫌。チリツモでイライラすることもある。どうせなら概ねご機嫌でいたい。だったら共用スペースが多いコンパクトハウスだからこそ、自分が家に迎え入れたいものはとりあえず話してみよう。そしてご意見を聞こう。というのかうちの考え方。
シンプルなデザインにする
理由は、家がシンプルだから。シンプル、コンパクトだから、物もシンプルにする。数もデザインも。その方が長く使えて飽きずに心地よい。最近、断捨離して、柄物は大好きだけどすぐ飽きてしまうのでもったいないことをしめしまうことに気づいたから。
今使うものを残す
捨てるかどうか、という基準として、今使いたいか?を思うようしている。なぜかというと、物は使われるために居るから。私は、物を使うために買ったから。ただそれだけ。
欲しいから!欲求のために!とかではなくて、
この家や家族にとって、必要な物だけ残しておきたい。子供服や季節のものは難しいのだけど、1〜2年も見てないものはほぼ忘れてるし、他の人に需要があったとしても、人に渡すほど新品同様ではないことが多い。そしたら、不特定多数の知らない誰かに引き渡すか、捨てるか。手っ取り早く綺麗にする方法はそれしかないと思う。実際、一目惚れで買ったアジアン柄のキャミソールもワンシーズン終えるまでに飽きしまい、半額ほどでメルカリに出品した。スッキリした。
どうせなら、今使い込めるもの、毎日触れる物を残しておきたいと思う。
思い出の品は、ほどほどに
写真や子供の手足型…はたまた、20年以上前に友だちからもらった手紙まで。残すかどうか?情に影響される。手紙はほぼ全捨て。と決めている。ただし、プロポーズの時にもらったもののように、そのシチュエーションをもう一度思い出したいくらい大切なものは残している。これから子どもが絵や手紙をかけるようになっても、触れてまで残しておきたいもの以外はお礼の気持ちを込めてしっかり見て触れて飾って楽しんでから、最後は捨てようと思っている。
コミュニケーションを大事にする
少し話は飛ぶが、コンパクトハウスを作る上で大事にしたかったことだ。いつまでも家族と気軽に話せたほうがいいと思い、一つの空間でそれそれ過ごせるようにした。玄関から入って各部屋に入り、食事の時だけ顔を出す、という関係性はなんだか寂しい。もし私がそのような家庭の料理担当なら、たまらないと思う。
プライベート空間は必要だけれど、過度になってしまうと、それは家族間に距離ができて、いつしか何考えているか分からなくなってしまいそう。そもそも、ひとりで料理を作って食べさせて片付けて…のプロセスが雇われているような感覚になってしまうので、私はみんなが近くにいて、何をしているのかある程度分かるような環境を作りたかったのだ。
静かな空間が好き
テレビは私にとって騒音だ。
好きな俳優さんが出ているドラマやバラエティは別だけど(笑)
なるべく外の鳥や虫の音を聞きながら生活したい。声を出す時も何の努力もいらないくらい呟いても聞こえるくらいがありがたい。
このこだわりは、一人暮らしを始めて気づいた。それまではテレビがバックミュージックのように常に各部屋から聞こえてくる環境で住み、家族は大きな声で話すのが当たり前だったから。
まとめ
コンパクトハウスに住むことになったことがきっかけで、自分の価値観を研げるようになりました。そこだけでもわたし的には、メリット。自分の好きなこと、空間、もの、人に囲まれて、ぜひ心地よい暮らしを手に入れていきたいと思います。
この方は建築業界では大変有名な方ですが
私はコンパクトハウスをきっかけに知りました。考え方が洗練されていて、コレコレ!!と私の脳内を言語化してくれている一冊です。
この中の、対談がまた他者からの目線で伊礼さんを褒めていて、共感の嵐。ぜひ。
こちらは、近々読んでみたい本です↓