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【読書記録】道をひらく

言わずと知れた有名実業家である松下幸之助氏の随筆集。

何かの記念版だったのか、ポップな柑橘のカバーに包まれた本書を書店で手に取った時は、全く著者を見ていませんでした(見ていたら私には難しそうだなあ、と手に取らなかったかもしれません)。


何気なく開いたページに書かれた言葉は今もずっと心に留めている大切な言葉です。

それは、「素直に生きる」と題された文章の中の一節。

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。
(中略)
素直さは人を強く正しく聡明にする。

p 13


この文章を読んですごく納得したというか、腑に落ちたのを覚えています。

この文章に心打たれた私は本書を買うことを即決し、るんるんで家に帰りました。

それからは寝る前にランダムで開いたページの言葉を読んでいます。1回目ですごくいい言葉!と思うものもあれば、あまりピンとこない言葉もあります。

ただ、こういう言葉はふいに納得できるタイミングがあるのだろうなと思っているので、気長に何度も読みたいと思っています。


本以外にも急に腑に落ちることってありますよね、歌詞とか。何回も聴いてて、口ずさめるのに急に歌詞がはっきり意識されるというか、、。

こういうのも一期一会というのかなと思っています。

きっと、まだまだこれから私にとって大切になっていく一冊です。


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