「勝ち癖」のついたチームは強い|私たちの職務経歴書 Vol.1 ~ 駒口 哲也
(本記事は、2021年5月にインタビューした内容をもとに編集しています。)
こんにちは!
マネーフォワード ビジネスカンパニー(以下MFBC)CCOの山本です。
採用面接の時、どんな人が出てくるんだろう?って気になりませんか?
このnoteでは「私たちの職務経歴書」というシリーズとして、MFBCの面接やカジュアル面談として登場機会の多い社員のこれまでの経歴や、マネフォになぜ入社したか、今の仕事内容や、やりがいなどをお伝えしたいと思います!
記事の最後では、オフショットと共にプライベートな一面もご紹介!人柄を感じてもらえると嬉しいです!
トップバッターとして紹介するのは、外資系大手のP&Gからマネーフォワードに入社し、現在はMFBCのCMO(Cief Marketing Officer)であり、HRソリューション本部 本部長の駒口さんです。
私は「優しいロジカルお兄さん」という印象をもっています(笑)
新たな駒口さんを発見すべく、突撃インタビュースタート!!
ーーP&Gでどんな仕事をしていたんですか?
駒口:P&Gでは、マーケティングやブランド責任者をしていました。
具体的には、洗濯洗剤アリエールの日本市場のブランド責任者をしたり、消臭芳香剤のファブリーズなどの北米やヨーロッパマーケットに向けた中期戦略の策定やプロダクト開発などもしていました。
入社して2年ほどは日本で仕事をして、その後7年ほどはシンガポールで働いていました。
山本:おおお。めちゃくちゃかっこいい経歴ですね✨
ーーシンガポールからマネーフォワードへ。そのキッカケは?
駒口:実は、CFOの金坂(かねさか)さんと私の共通の知り合いがシンガポールにいたんです。
当時、マネーフォワードはリブランディングや大型のプロモーションを計画し、担当する人材を探していて、私に声がかかりました。
転職活動中ではなかったのですが、いずれはP&Gを卒業し違うフィールドで勝負したいと考えていたので、まず話を聞いてみることにしたんです。
翌日には金坂さんとオンラインで面談し、2日後に代表の辻さんとオンライン面談。1週間後には転職が決まっていたので、すごいスピードでした(笑)
今ではオンライン面談は珍しいことではないですが、2018年の時点で対面で会うことなく転職を決めたのは、今思うとすごいですね。
山本:金坂さんの打ち手の速さよ…w 電光石火ですね(笑)
ーーシンガポールから日本への帰国、当時のマネフォはマザーズに上場したてのベンチャー。短期間で決断した決め手は?
駒口:面談で話した人たちが「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッション実現のために、ひたむきに取り組んでいることがひしひしと伝わってきたからです。
私自身、日本人はお金のリテラシーが低い傾向があって、一部のお金持ちだけがよりお金持ちになることに違和感をもっていたので、マネフォのミッションに共感しました。
そのミッションを体現しているのが「マネーフォワードME」という家計簿アプリだと思うんですよね。一元管理の難しかったお金の管理ができる画期的なサービスなのに基本的に無料で、有料版も500円という安さ。
マネーフォワードのサービスが、お金のリテラシーを担保でき、お金への認識が少しでも変われば、生活はもっとよくなるのでは。そんな風に思いました。
そして、マーケティング領域を強化したいと思っていたマネフォで自分の経験が役に立つのでは?と思えたことが最終的な決め手です。
山本:駒口さんがご入社されてから、打ち手のスピードが一段と上がった気がします!!
ーー今の仕事内容と感じているやりがいを教えてください。
駒口:入社後は、リブランディングやTVCM制作のために社長室に配属されました。ひと段落した後には自ら希望してBtoC事業の一員に。その後はBtoB事業でインパクトを出せそうだと思い、新部署の立ち上げを担当しました。
現在は、クラウドのバックオフィスソフトである「マネーフォワードクラウド」提供するマネーフォワードビジネスカンパニーのCMOと、HR領域の責任者を務めています。
一番やりがいを感じているのは、中小企業・中堅企業の生産性向上に役立つ、本当に意義のあるサービスを提供できていると思えていること。
そして、急成長中するマネフォで、多くのチャレンジをしながら成功も失敗も経験でき、前向きな学びのある日々を送れていることです。
さらに、社内を見るような内向きの仕事ではなく、ユーザーやビジネスをまっすぐ見て仕事ができることもやりがいです。
社内の雰囲気もポジティブですよね。高成長を続けている「勝ち癖」がついている組織なので、達成するにはどうしたらいいかという発想が自然と出てくるなと感じています。
山本:ポジティブオーラ伝わってきます!駒口さんにみんな気軽に相談されているのをみて、チームとして雰囲気の良さを感じてます!
ーー今まで経験してきた仕事と、現在の仕事はどのようにつながっていますか?
駒口:マネーフォワードが大事にしている「ユーザーにとって価値のあることを行う」「顧客視点で売上や利益を作る」という点は、前職のP&Gとも共通しています。
マーケティングの部署って、会社によってはCMをうったり広告の画像を作ったりする役割をする部署だと思われることもあると思うんです。
でも、マネーフォワードでは、マーケティングはユーザー数や売上増加のために、必要な仕組みと施策をつくる総合格闘技のような仕事だと考えられているので、幅広い選択肢から施策を考えられます。
先日、重い腰を上げて(笑)これまでの経験を今の業務にどう活かせるのかをnoteに書いているので、詳しくはこちらをご覧ください。
ーー駒口さんがマネフォで働き続ける原動力はなんですか?
駒口:マネーフォワードクラウドというサービスを通じて、日本企業の生産性や競争力の強化に役立てていることが、働く原動力です。
そんな風に思うのは、シンガポールで働いていたときの心境が大きく関係しています。
シンガポールに転勤したのは2012年。その後7年ほどシンガポールにいましたが、日本の存在感や立ち位置が変化したのを感じました。
当初は、シンガポール人から「日本は物価が高いけど進んでいる国だよね」と言われていましたが、5~6年もすると誰からも言われなくなりました。シンガポール自身が急成長し、新しいサービスやイノベーションがどんどん生まれていったからです。
シンガポールから客観的に見た日本は、どんどん競争力や存在感を失ったように見えました。そんな姿を見るのは、日本で生まれ育った人間として悲しく感じていました。
山本:確かに。それを肌で感じるのは辛いですね…。
駒口:でも、実際は日本企業にも素晴らしい人たちが一生懸命働いているわけですよ!
世界から見たときにも、日本企業の存在感や競争力が出せるように、想いを持って働く企業の支援をマネーフォワードクラウドを通じて実現したいと思っています。
ーー大手からマネフォへの転職だと、社風の違いなどは感じたんじゃないんですか?
駒口:入社後にさまざまな仕事を経験させてもらったことで、「目的達成のために、こんなに柔軟に動けるのか」というポジティブな驚きがありました。
前例や経験に縛られない柔軟さがマネフォにはあり、「ミッション達成に役立つことか?」という判断基準を満たしていれば、どんどんチャレンジさせてもらえます。
ミッションに共感して入社した社員が多く、仕事のベクトルが合っているから、社員数が1,000名近くになった今でも、その柔軟さとスピード感は失われていません。
ーーどんな人がマネーフォワードに合うと思いますか?駒口さんの思う社員の傾向も教えてください。
駒口:高成長を続けているので、そのスピード感に乗っていけるかが重要だと思っています。先が見通せなかったり、少々の困難があったりしても、前向きに「やってみよう」と言える人が向いているんじゃないでしょうか。
そして、組織が大きくなっているので、個人プレイではなく、周囲をリスペクトしながらチームワークでインパクトを出せることも大事。
社員の傾向としては、ミッションに共感して自分の役割を果たすために頑張っている人が多いです。大企業病とは無縁の組織で、むしろ資金と人手が増えた分、どんどんスピード感を増しています。
そんな状況を楽しみながら、事業成長を推進できる仲間がジョインしてくれたら嬉しいです!
ーー最後に、駒口さんのプライベートについても教えて下さい!
駒口:休日は子どもと一緒に遊ぶことが多いですね。夢中になって、子どもたちと同じ目線で遊んでいるうちに、よその子と自分が友だちになってしまうことも…笑
趣味のゴルフは、プレイするだけじゃなくて、最新のゴルフ理論に関する動画を観て学ぶのも好きです。
編集後記
「優しいロジカルお兄さん」の印象はそのまま、ご自身が一番仕事を楽しみ、そのポジティブな雰囲気が周囲にも伝播しているように感じました。「勝ち癖」のついたチームで一緒に働きたい!と思っていただけた方がいらっしゃいましたら、マネーフォワードは絶賛仲間を募集中です!ご応募お待ちしております!
Vol.2 では、デジタルインボイス本部 本部長などをつとめる工藤さんのインタビューをお送りします!
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