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マネージャーになるあなたへ

こんにちは!マネーフォワードビジネスカンパニーCCOの山本です。

最近社内で「自分がマネジメントできるようになるのか…」と悩みを持つ方々とお話することが多くありました。

私なりに経験してきたことを今日はお伝えしたいと思います。

注)2021年11月現在、当社ではメンバー、リーダー、副部長、部長、本部長... と役職が分かれていますが、本文中では、「メンバー」は評価する対象者がいない方、「マネージャー」はリーダー以上で1人でも評価対象者がいる方として記載します。

ーー自分に自信が持てない

とにかく自分に自信が持てない。自分の強みが分からない。
マネージャーになんてなれないのでは…? という声をよく聞きます。

周囲の人から、あなたが受けるポジティブなフィードバックとして
〇〇さんの「ここが変わっているね」「これは◯◯さんだからできるよね」

そんな事を言われたことは無いでしょうか?

それはあなたの強みであることが多いです。

自分が自然に振る舞った結果が、「強み」だったりするのです。

それすなわち、自分で意識してないから、自分ではわからないことの方が多い。
ほんとにこれ、強みなの?ただ、普段どおりにしているだけだケド?

それでも、周りの人から、変わっているね・独特だね・いいね・他の人にはできない って言われることは、あなたの強みなことが多いです。

自信を持って!

裏を返すと、
あなたのメンバーになる人も、自分の良さに気がついてないかも知れません。

マネージャーである、あなたが、積極的にメンバーを観察して、
彼/彼女たちに、本人の良さを伝えてあげてください。

自信ついたメンバーは見違えるほど輝きだしますよ!✨

ーータスクオーバーです…

色んなことに気が付けるあなだだから、きっとマネージャーにも抜擢されたのでしょう。

プロジェクト進める中で、あそこのボールが落ちそうだ… あの球拾わないとスピード落ちそう…
そんなところまで見えるあなたは、マネージャーになってもボールを拾いまくっていませんか?

いろんなボールを拾えるのも一つの才能だと思うので、いいことだと思います!

でも、人間身は一つなので、拾いすぎてキャパオーバーになることもあるのではないでしょうか。

そんな時は、
周囲のメンバーを観察してみてください。
あの人、自分が持っているこのタスクを自分より上手にできるかも…。
そんなことにも気がつくかもしれません。

そしたら、自分が得意なことは引き受けて、
自分が苦手で相手が得意な球はどんどん渡しても良いのでは?

人に得手不得手は絶対あります!

誰がどのタスクをやる。ということより、
プロジェクトを最速で達成させることの方が大切ではないですか?

自分一人で抱え込まず、周囲の人の力を借りましょう。

自分でタスクコントロールも出来て、メンバーが頼りたい時に頼れるマネージャーでいたいですよね。

ーー自分の考えが伝わらない

マネージャーになると、メンバー・組織を動かすことが求められます。

「ちゃんと伝えているのに伝わらない…」と悩むことも出てくるかも知れません。

相手が理解できないことにイライラするより、
相手に伝わらないのは、自分の伝え方に工夫が足りないから と思いましょう。

伝わらない背景には、
相手が持っている情報量、相手の心情、過去の経験…色んな理由が隠れているかもしれません。

まずは、伝えたい相手の話に耳を傾けてみましょう。

どうやって伝えたら彼/彼女たちの心が動くか見えてくるかも。

ーーマネージャーも褒めて欲しい!

役職が上がれば上がるほど、褒められる機会が減ります!(特に社内から)

マネージャーだって褒められたいんです!

何年マネージャーをやっていたって、
本当にこのやり方であっているのか...?みんな納得してくれているのか...?

不安でたまりません。

マネージャーだって不安なんです!

まずは、
あなたの今の上長の良いところ、言われて/されて嬉しかったこと、伝えてあげてください。

「助かりました」「ポジティブな気持ちになれました」「うれしかったです」何でも良いです。

褒めなくてもいいので、上長に対して、
ポジティブな気持ちになったことがあれば、素直に伝えて上げてください。

褒められて嫌な気持ちになる人はいません!

きっと回り回って、自分がマネージャーになった時
心温まる言葉をかけてくれるメンバーに救われる瞬間があると思います。

ーーマネージャーはマネージャーという仕事です

マネージャーは偉ぶれる特権ではないのです。

マネージャーという仕事です。

マネージャーになったら、マネージャーとしての振る舞いが求められます。

タスクコントロール、メンバーへのメッセージの伝え方、他部署との連携…。
マネージャーに求められる仕事はメンバー時代とは変わってきます。

これまで使ってなかった脳みそ、めちゃくちゃ使うことになります。

最初は上手く出来ないことも多いかも知れません。
でも、それらを経験することによって、視野が広がり、視座が上がっていくのだと思います。

マネージャーの役割は組織の変化に応じて変わっていくこともあります。

その時、自分の組織にとって最適でいられるマネージャーでいられるように、日々精進ですね!

それを超えた先には、きっともっと面白い景色が見えますよ。

ーー最後に

社内向けに書いたメッセージでしたが、社外でも悩んでいる方がいたらと思いnoteにしました。少しでも誰かの悩み解決のヒントになりますように。

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