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照美(てるみん)と日々

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暮らしの中で思うこと 娘のおかあさん でも まずわたし。
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#てるみん劇場

今年の書き初め

今年の書き初め

初売りに行ってみようと娘と明石駅に歩いて行った。
ずっと欲しいと言っていた少し踵のある靴を買ってあげたら、うれしくて我慢できず履き替えて帰った。

私はコーデュロイのズボンが欲しいなと思っていた。
半額の値札になっていたコーデュロイの桃色のズボンと、赤のチェックのワンピースを持って、娘と試着室に入った。
「わーい こういうの大好き。狭いところでママと二人になれると安心する。落ち着く〜」
ズボンは残

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百人一首に魅せられた日

百人一首に魅せられた日

冬休みに友人夫婦が遊びにきてくれた時、普段私と二人ではできないこと(二人より大勢の方が楽しいこと)をして遊ぼうと、娘はいろいろ用意していた。
カルタもその中にあったけれど。
保育園の頃から遊んでいる小さい子むけのを用意していた。

でも。
もう4年生になったし、いい機会だから他の大人も一緒にいる時に百人一首させてみたいなぁと思って(私が)、提案してみた。
娘の返事は
「え〜〜〜〜。 わかんないもん

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色とりどりの世界の色がひとつの「わ」になるように

色とりどりの世界の色がひとつの「わ」になるように

今年こそカウントダウンをすると張り切る娘と2024年1月1日を迎えました。
暖かないいお天気の朝で、ストーブのいらないお正月です。

繁華街へ出かけようかと話していたけど、毎年恒例の天文科学館へ
プラネタリウムを見に出かけました。

家族でお宮参りへ行く人にたくさん出会いました。
穏やかで静かな1月1日。

バスに乗る前に、「お茶しようか〜」と、今年初の親子女子会。
少しのんびりしてからお店を出る

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ママは たんぽぽに似てる

ママは たんぽぽに似てる

ママは たんぽぽに似てるから この金平糖買ってあげたい」

えっ なんで?

「たんぽぽは お父さんお母さんから離れて一人で力強く生きるんだよ。どんなところでも生きるの。ほら。似てるでしょ。」

そう言って はるちゃん買い物かごに金平糖を入れた。
買ってあげた。
わたしに。

9才の娘にそんなふうに言われて 
嬉しいような恥ずかしいような、参りましたと思うような。
多分、たんぽぽはこんな花だよって

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お祭りの笛 ②まま 遊びに行っていい?

お祭りの笛 ②まま 遊びに行っていい?

おおならし(リハーサル)まで3日間、頑張って練習してみようと決めたお祭りの笛。

同じタイミングで私の唇におできができて、私もまた笛の音が出なくなってしまった。
お祭りまで唇がこのままだとして。
それでも笛の音を出すにはポジションをどう変えたらいいかなと試行錯誤しているうちに、本当に笛の音が出なくなって、ちょっぴりはるちゃんの気持ちもわかった。

私は私で自分の笛の音のことが心配で、しょっちゅうふ

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お祭りの笛  ①いつかできる ケド 

お祭りの笛  ①いつかできる ケド 

3年生の夏に学校から持って帰ってきたお便りの中に「獅子舞親子教室参加者募集」の文字を見つけた。
地元の神社のお祭りで江戸時代から続く獅子舞があると書いてあった。
兵庫県の重要無形文化財に指定されている獅子舞で、その伝統継承事業としての親子教室。
男の子は獅子舞。
女の子は獅子が舞うときの笛。

土着の伝統芸能に親子で触れることができるってありがたいなぁ。
明石は私の生まれ育った街ではないから、明石

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まま 遊びにいってきます

まま 遊びにいってきます

運動会の朝。
いつもの朝より、なんだか盛大に咲いているようなベランダのお花たちに見送られて はるちゃん元気に学校へ出かけて行った。
「まま 去年の服は目立ってたから、今年は目立たない服で来て」というので、じゃぁ はるちゃんが気に入ったのにするよ、と選んでもらった。
昨年のシャツと優劣つけ難い柄だったけど。
これで どこにいるか見えやすくなるからお互いに安心でいいの。

2学年づつの運動会なので、は

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