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僕の好きな人がよく眠れますように

中村航の中で一番好きな本のタイトルだ。
100回泣くことも捨てがたかったけど、悩みに悩んでこっち。
中学生の時中村航の小説にはまり、読書感想文の本に選んだことがある。
他の人の感想が気になり調べてみたら、
「淡々としていてつまらない」
「平凡すぎる」
という言葉がチラホラ。
分かってないな。
フィクションにハッピーエンドや非日常を求める気持ちはそりゃ分かる。
でもどこにでもいそうな人が送っているありのままの生活をそのまま表現するのってすごい事なんだぞ!と言いたい。
だからより共感できる。

私の毎日だってそんな小さな幸せの積み重ねで出来ている。

仕事を終えて帰る頃には雨が止んでいた

並ばずに人気のラーメン店に入れた
仕事前にカラオケに行ってご機嫌な1日を過ごせた

可愛い秋服をゲットした
やっと着られる気温になってきた

さつまいもド全種類食べられた
朝焼けが綺麗だった
ふと空を見たら満月だった
お出かけの予定を立てた

多分まだまだあるんだけど、忘れてしまってる気もする。
その程度でいいと思う。
そうやって何度も、同じことでも幸せだな、嬉しいなと思える自分でありたい。

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