・・・何があったの?

今日確信した。

文部科学省がとか、
保護者がとか、
子どもたちが、とかではない。

働き方改革が進まないのは
教員自身のせいだ。

自分たちで進んで仕事を増やしてる。
やることを増やしてる。
それに対してみな黙ってる。

で、後から文句を言う。
しんどいと言う。

7/3付 Twitter アイムフリーさんの投稿


この感覚、わかりますか?
私は、核心を突いた意見だと思います。

確かに仕事は多いです。

仕事が多い理由の一つは、上から降ってくるから。
社会のニーズに応えるという名目で、
仕事は雪だるま式に増え続けます。

加えて、仕事の取捨選択ができないのは、
私たちの仕事が「教育職」だから。

教育職が内包する滅私奉公的な性格や、
「正解は必ず存在する」という盲信が根底にあるから。

さらに、
教師自身の根拠のない全能感と自己陶酔が
「やればできる」を加速します。

これはあまり意識されないことですが、
ゴールがなくてもこの仕事を続けていられるのは、
1日単位で「達成感」を得られるからです。

「今日もフル回転で頑張った!」

単に忙しいだけでも、
十分に達成感を味わえてしまうのは、
「人を育てている」という自負からくる落とし穴です。


ここは大切な点なので、
よく考えていただきたいんです。

教育は営利を追求しない。
よって、ゴールがない。

でも、忙しくしていれば、
やりきった感も、自己重要感も得られる。

だから教師は、
何も改善されなくても日々を走り抜け、
それを何十年も続けられる。

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毎日「忙しく」動いています。
連日、「同じ生徒の同じ問題について」話し合っています。
今日も、仕事を「頑張りました」。

きっと明日も同じことを「繰り返す」と思います。
でも、「心地よい疲れ」を感じます。生きている実感があります。

これが「教師の醍醐味」です。

こう思っている先生、多いんじゃないかな?

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こんな無意識の自己暗示から抜け出ないと、
忙しがっている自分に酔いしれるだけで、
同時に、
いつまで経っても、
自分以外の「誰か」を槍玉に挙げ続ける日々を送ることになります。

誰もが満足するように、
すべての仕事を全力でやれるのは、
神の領域です。

そして、
教師はその「神」になろうとしている。

文句を言いながら仕事をしている暇があったら、
「定時になったら帰る」。
これを毎日続けることです。

ルールはいつもシンプルです。
勤務時間中に、ベストを尽くしてください。


現役高校教師

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心理学修士(学校心理学)

NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/

一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了


思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!