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いじめをなくすのは、私たちではなかった。 #センセイを捨ててみる。

日本の学校では、生徒を一つの形にはめ込む教育が中心であり、そこから外れる生徒はいじめに遭うのです。

実は私の息子も日本の中学でいじめに遭いました。だから、そこを変えなければならないと強く思うようになったのです。              

プラニク・ヨゲンドラ(Puranik Yogendra)              
茨城県立土浦第一高校・付属中学校長
PRESIDENT Online

多様であることが自然であり、
多様であることが生き残りにつながり、
多様であるからこそ刺激的で、
多様であるからこそ惹かれ合い、
多様であるから自己の相対化が図れる。

日本の学校教育が多様性から距離を置こうとするのは
何千年もの間続いてきた島国根性が、いまだに抜け切れていないからです。

他国との関係にとどまらず、
隣県と、
隣の市町村と、
隣のブロックに住む人と、
隣の学校と、
隣の席に座っている人とでさえ、つながらない。

身近なところで、
きわめて狭いエリアで、
自分と似た人たちを探しながら
精神的物質的安定を最優先に考え、
関係の維持に努めてきました。

でも、
多様性という概念が育たなかったため、
意思決定は、隣の人の顔色を窺うことでしかできない。

多様性のなかでの意思決定には「理念」が不可欠ですが、
日本では理念が育たない。

個人の内部に理念の萌芽がなければ、
集団で理念を掲げても、最終的な意思決定は「人」に帰属します。

だから、
生まれたその瞬間から、
その子がどうしたいと思っているのか、
考えさせる機会を重ねるしかないんです。


日本人ではなかった人が、
日本国籍を取得し、
積み重ねてきた叡智を結集させ、
県有数の一貫校のトップとして、
多様性を育むために新たな教育を模索している。

日本の学校教育に対する問題意識が内発的ではないことに、
私たちは驚愕しています。

いえ、
本当は気づいていました。

「理念」を必要とする領域において
日本はずっと外発的であった、ということに。

多文化共生社会を実現するのは、人ではない。
理念の有無です。

そして理念の形成は、
自己決定を尊重する文化の中で培われるものです。


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思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!