すべてが口実になる #センセイを捨ててみる。
今回は、2023年6月の朝日新聞連載記事「発達障害はわがまま?」について取り上げます。
「合理的配慮をめぐる紛争を減らすための方法」として、次のような見解が述べられていました。
どうしても「対話」からは逃げられないようです。私たち日本人にとって、対話はとてもハードルが高いものです。意見と人格との混同を避けながら、問題をうやむやにすることなく「同じ課題を、定期的に、根気強く」取り扱おうとする信念とシステムが必要になります。
ちなみに、「合理的配慮」とはこういう意味です。
ですが、私が着目した点は、記事の最後に述べられていた、この件です。
記事の趣旨は「発達障害を持つ労働者に対する配慮のあり方」なので、要望の対象は「企業」になっています。ですが、「学校」も組織であり、長期的な視覚化が困難であるとはいえ、「次世代育成」という使命と利益を生み出している、という点においては「企業」と言えます。
現在の学校は、
些末な事柄について
コストを考慮することなく
個人的な価値観を交錯させ
短期的で表面的な改善を指向する場になっています。
すべてを抱え、仕事を削ぎ落さない。
大事も小事も、同じ重さで取り扱う。
そもそも優先順位をつけない。
学校に必要なのは、
・長期的な視点に基づき短期的な課題を処理すること。
・勤務時間の多くを、1年先、2年先、10年先を見据えた「対話」に費やすこと。
これだけです。
記事の最後は、こう締めくくられています。
そう、これは「突破口」の一つです。
「いろんな口実をつけて、無駄なルールや慣習を見直せ」という、内なる声が聞こえませんか?
働き方改革も大切ですが、そもそもなぜ教員の仕事がこれほどまで敬遠され、その本来の魅力が見えなくなってしまったのか。
きっと、誰もが答えを知っているはずです。
現役高校教師
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オン&オフラインセミナー講師
心理学修士(学校心理学)
NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
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一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!