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センセイを捨ててみる。

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行き詰まる学校教育を変えるための、最適解。 それは、現場にいるセンセイが、センセイを捨てること。 今こそ、アンラーンする時です。 気軽に、ちょっとしたことから始めましょうか。
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#高校生

著書紹介 #私について

こんにちは。「発信するセンセイ」です。 新潟県で教員をしています。 2022年12月に最初の本を書きました。 この本について、富山県で教員をなさっている能澤さんという方がレビューを書いてくださり、FBに投稿してくれました。 私の考えを知ってもらう契機になれば嬉しく思います。 ぜひお読みください。 能澤先生 ここまでが能澤先生によるレビューです。 以降は、上記レビューへの質問からどんどん広がっていったお話しです。 よかったらご覧ください。 K先生 わたし K先生

「仕事への向き合い方を教えてください」 #センセイを捨ててみる。

彼が学校に来るなり、私は尋ねました。 「何時に帰りたい?」 彼は「11:30のバスに乗って帰りたいです」と答えました。 改めて、時計を確認します。 「よし。間に合わせるか。」 時刻は8:20。11:15までに学校を出られれば間に合います。 つまり、3時間で決着をつける、ということ。 夏休み大詰め。 私は、9月半ばから始まる高卒求人就職試験に向けて、朝から書類の準備をしていました。 その日は、ある生徒を学校へ呼んで、手つかずの履歴書を完成させる日。 彼は、8:15

高校生にも、武器が必要。

2019年11月9日の土曜、他校の生徒に会ってきた。 彼は、高校生起業家だ。 彼に会った理由は2つ。 1つは、彼の経営する無人書店のブックオーナーになるため。 もう1つは、高校生で起業した人物の考えを知るため。 色々聞きたいことがあって、面接時間30分のところ、50分にわたって話ができた。 結論。 「アイディアとチャレンジがすべて」だ。 面談の前半は、彼から書店のシステムを聞くこと。 知り得たことは以下の点だ。 1.内装工事に必要なお金3百万円を親から借りた。 2