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センセイを捨ててみる。

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行き詰まる学校教育を変えるための、最適解。 それは、現場にいるセンセイが、センセイを捨てること。 今こそ、アンラーンする時です。 気軽に、ちょっとしたことから始めましょうか。
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#セカンドキャリア

著書紹介 #私について

こんにちは。「発信するセンセイ」です。 新潟県で教員をしています。 2022年12月に最初の本を書きました。 この本について、富山県で教員をなさっている能澤さんという方がレビューを書いてくださり、FBに投稿してくれました。 私の考えを知ってもらう契機になれば嬉しく思います。 ぜひお読みください。 能澤先生 ここまでが能澤先生によるレビューです。 以降は、上記レビューへの質問からどんどん広がっていったお話しです。 よかったらご覧ください。 K先生 わたし K先生

それは副業どころじゃない。 #career diversity

もしあなたが「副業禁止」の立場に置かれていたとしても、構いません。 その場合は「副業」を「セカンドキャリア」や「退職後」という言葉に置き換えてください。 多くの人にとってセカンドキャリアの構築は 「重要だが緊急でない」ことと位置づけられています。 しかし、これは間違っています。 正しくは、「緊急ではないが、重要なこと」。 順序が入れ替わるだけで、騙されてはいけません。 「長期的視点で人生を捉える」と言っても、せいぜい「10年後」程度の未来の話。 あなたが変化する

メルマガ配信なんてしなくていい #センセイを捨ててみる。

「いきなりこんなことを言われても、何の話か分からない」 きっとあなたは、そんなふうに思っているでしょう。 引用文にある通り、興味を持てる人たちは「メルマガを配信している人」限定です。 上記にある「迷惑メール判定が2月より大きく変更になる」というのは、簡単に言うと、「一定規模以上の数のメルマガ配信をする人は、カスタムドメインで配信してください」ということです。 私はメルマガを配信しています。 数は「一定規模」には遠く及びませんが、100人以上の学校関係者が読んでくれてい

本気度を聞かせて♡ #センセイを捨ててみる。

セカンドキャリアを真剣に考えるなら、次の10か条に取り組みましょう。 ① 自分の好き嫌いを知る ② 自己資源を見直す ③ 高価値スキルを身につける ④ 3rdプレイスをつくる ⑤ 情報を発信する ⑥ チャレンジする ⑦ 時間をかけない ⑧ 家族に伝える ⑨ 健康を維持する ⑩ 今日から始める ①自分の好き嫌いを知る 「好きなことを挙げてみて」と言われて答えに窮する人でも、「絶対にやりたくないことは?」と聞かれれば、必ずそれなりの答えが返ってきます。やりたくないことは、いく

教師が「次」を意識する時 #センセイを捨ててみる。

私見ですが、以下の4点を契機に教師は「次」を意識し始めると思います。 ① 衰えの自覚  (知的・体力的・精神的) ② 自身のポジションを再考  (勤務先で期待される役割や未来の学校教育に果たす役割) ③ ライフイベントへの対応と準備  (異動、親離れ・子離れ、介護など) ④ 残り時間の自覚  (教師の「終わらせ方」、新たな価値観の気づきや使命の自覚) では、一つずつ見ていきましょう。 ① 衰えを自覚する時  ✔ 知的衰え:頭の回転は鈍くなり、もの忘れが増えます(一般

変化への自己効力感 #センセイを捨ててみる。

セカンドキャリア構築を考える時に大切なことの一つとして、「変化への自己効力感」があります。 「自分は変われる」と信じられるかどうか? つまり「変化への確信の度合い」です。 退職後、あなたがもし教師以外の仕事を考えているなら、パラダイムを根本から転換しなければなりません。 ここでは「起業」について考えてみます。 以下に、起業において大切だと言われていることを挙げますね。 私はコストはかけません。 すぐに始められて、期限を区切って継続の可否を判断できる仕事をします。そし

教師の退職金の額を知って、目が醒めた。

38年間の報酬教師であるあなたは、自身の退職金の額を知っていますか? 仮に大学を卒業してすぐに教師になったとして、 22歳から60歳までの38年間働き続けた労を、お金に換算したらどうなるか、知りたいとは思いませんか? もちろん、教師の財産は給与や退職金だけではありません。 私は、教師を続けることによって得られる大切なものを知っています。 それは、次の2点です。 交通費5千円1つは「人間性の向上」です。 私は、自分が甘く、愚かで、さしたる能力もないことを十分に知ってい