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気象予報士登録|オンライン申請する方法

気象予報士試験に合格したら自動的に気象予報士となるわけではなく、気象庁長官に登録申請をしないと気象予報士になることができない仕組みになっています。そして登録申請には郵送による申請と、オンライン申請の2種類があり、私はオンライン申請を行いました。ただ、その申請の手続きがあまりに複雑だったため、今後申請する人のために書き残したいと思います。


オンライン申請をする前に必要な3つのもの

私が申請した方法では、マイナンバーカード、PC(タブレット不可)、スマートフォンの3つが必要になります。これに加えて、インターネットバンキングを利用していることが必要です。これらのうち一つでもかけている場合は、別の方法を模索してください。

申請の準備

気象庁のホームページで申請方法を確認すると以下のように書かれています。

・オンライン申請システムに対応している認証機関の発行する電子証明書が必要です。
・オンライン申請の詳細についてはe-Gov電子申請システムを参照してください。

電子証明書とは

電子証明書とは、インターネットを利用したデータのやりとりにおいて、免許証やパスポートのような本人確認の役割を果たすもので、スマートフォンのアプリと併用することで、多くの人がもっているマイナンバーカードを使用することができます(以下のサイトで調べました)

スマートフォンのアプリはこちらをダウンロードし、設定を行えばOKです。

e-Gov電子申請システムとは

申請や届出などの行政手続を、インターネットを利用して自宅や会社のパソコンを使って行えるようにするものです。e-Gov電子申請では、各府省が所管する様々な行政手続について申請・届出を行うことができます。サイトに飛ぶと、アプリケーションをダウンロードし、アカウントの登録を行います。

いよいよ申請手順

ここからが申請手順になります。PC上でe-gov申請のアプリケーションを立ち上げ、以下のスライドの通り進めていきましょう。また、途中で電子証明書を使うことに成るので、マイナンバーカードとスマートフォンも準備しておくとよいです。

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ここで、内容を提出ボタンを押すと電子証明書を求められます。スマートフォンのアプリケーション、JPKI利用者ソフトを立ち上げます。スマートフォンとPCを接続し、マイナンバーカードをかざすことで電子証明書としてマイナンバーカードを使用することが可能となります。暗証番号には、「公的個人認証情報の署名用の暗証番号」を入力します。

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提出後の画面の下部に、電子納付のボタンがあります。こちらを忘れずにクリックし、インターネットバンキングから納付を行います。

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最後に

正直、郵送のほうが楽なので、オンライン申請を行っている方はほんの数人なのではないでしょうか。

ただ、住所の変更や名字の変更などがある場合、変更の届出をする必要があるので、今後のことも考えるとオンライン申請を一度行っているほうが良いかと思い、私はオンライン申請を行いました。そして、行政手続きもまだまだ課題はあるもののオンライン化を進めてきているため、利用していかないと改善されていかないという思いもありました。

みなさんも気象予報士試験に合格したあと、もうひと頑張りをしてオンライン申請をしていただきたいと思います。

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