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絵を通して、感性の違いを楽しむ[箱根でArtbarに参加してきました]

先日、箱根の老舗温泉旅館・松坂屋本店の360周年記念イベントとして開催されたArtbarに参加してきました。

そこでの体験がとても印象に残っており、当時の感情を忘れることがないようnoteに記してみます。「Artbarってなに?」「最近絵を描いてないなぁ」「感性が凝っているように感じる…」などという方は、ぜひ読んでみてください✍️

Artbarってなに?

知らない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にご紹介します。

名前からなんとなくイメージは抱けるかと思いますが、その名の通り「Art」+「Bar」→ お酒を楽しみながら、絵を描く体験イベントです。

お酒を飲みながらキャンバスに向き合うので、リラックスして描くことができますし、初心者・上級者関係なく楽しむことができます。(私も初心者ですが、今回は約1年ぶりに2回目の参加でした)

今回ウェルカムドリンクとして提供されたスパークリング日本酒🍸金箔も浮いていて、もうこの段階でテンションが上がりました

この日本酒が美味しかったので、私は終始同じものをリピート。ちなみに、ノンアルドリンクもあるので、お酒が飲めない方ももちろんご参加可能です。

さぁ乾杯!ここからは、クリエイティブを解き放つ時間

他の参加者さんと乾杯をした後は、それぞれキャンパスに向き合います。ここからは、制作過程を紹介していきます。

最初は、インストラクターの先生がポイントをしっかり解説|今回は、クリムトの「接吻」という作品をモデルに描いていきます
ベースとなる線は書かれてあったので、取り掛かりやすかったです|テーマによっては、白紙からスタートすることもあります

一度スタートすると、それぞれのペースで描き始めます。インストラクターの先生が全体の様子をみながら、パートごとに丁寧に描き方を解説してくれるので、そのステップに沿っていけば、一切心配なし。

見本はありつつも、カラーやタッチは自由に選べるので、最初の時点から参加者ごとに個性が表れます。

表現と会話を通して、感性の違いを理解する

あっという間にみなさん集中モードに没入し、無言で取り掛かるのですが、インストラクターの先生が要所要所で表現を褒めてくれたり、アドバイスをくれたりするので、和やかな雰囲気で時間が流れます。

制作中にパシャり📷(私は日本酒で若干酔い気味…)

お酒が入っていることもあって、初対面の方とも会話も弾みます。「そのカラー良いですね!」「独特な模様ですね。」など、絵を通してコミュニケーションできるので、無理なく楽しく交流できるのがArtbarの醍醐味です。

今回特に印象的だったのは、私が自由奔放に描いているにも関わらず、たくさんの方に「クリエイティブが弾けている!」「感性がユニーク👏」「Incredible!!」などとたくさんのコメントをいただいたこと。絵を通して、自分の感性が他人と違っていることを実感できたことはとても嬉しかったです。

仕事上など普段のやりとりだけだと、感性の違いはなかなか見えてこないので、こういった場に参加することは自己理解にも繋がるのだなぁと実感しました(家族や同僚などと参加すると、普段は見えない一面が見られてさらに面白いかも)。

出来上がった私の作品はこちら

集中しつつ、楽しく会話をしながら制作すること早2時間。本当に「一瞬だった…」と感じるほど、あっという間の2時間でした。そして、個人的にも納得のいく作品が完成。

「鬼滅の刃」っぽいね。との感想ももらいました。確かにそう見える…

会場となっていた松坂屋本店の重厚な空気感を自分なりのイメージに変換し、作品へと昇華しました。男性の髪型をウルフヘアーにしたのもこだわりのひとつです(最近髪を伸ばしてみようかと思っていたので、その気持ちを反映してみました)。

一通り完成した後に、他の参加者のみなさんと「ここにはどんな意味があるの?」と問いかけ合うのもとても楽しい時間。美術館に飾ってある有名画家が描いた絵をみて興味が持てない私も、一緒の空間にいた人が描いた絵には、自然と興味が湧いちゃうのです。これもまた、Atrbarの醍醐味。

最後はみんなで集合写真|みなさんの笑顔が、イベントの盛り上がりを物語ってます

キャンバスと向き合えば、新たな自分に出会える

今回、Artbarに参加して感じたことは「人ぞれぞれに異なる感性と表現がある」ということ。当たり前のことではあるのですが、忙しない日常では、私たちはそれを忘れてしまいがちです。

それでも絵を通してなら、その事実を自然と受け入れられる。そんな風に私は感じます。アートを通して、他人との違いを知り、そして新たな自分に出会う。

Artbarはアートが好きな方だけじゃなく「最近何かと行き詰まっているような気がする」「自分らしさって何だろう?と感じる」そんな風に感じている方にもぴったりなんじゃないかぁと思います。

この記事を読んで参加してみたいかも!そう感じた方は、ぜひ今後のイベントに参加されてみてください🎨10月・11月、芸術の秋は、企画が満載です!

▼今後のイベント情報は、こちら

みなさんは、キャンバスを何色で彩る?

ギャラリー[インスピレーションを受けた洗練空間]

最後にに、会場になっていた老舗温泉旅館・松坂屋本店の空間をご紹介。共有部のみになりますが、その洗練された空間をお楽しみください。

うっとりするほど美しい空間でした。この空間がなければ、この空間と出会えなければ、今回の作品は生まれなかったんだろうなぁと、そう感じています。

次回箱根を訪れる際は、ここに泊まりたいなぁ。

終わり


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