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保育者の主体性にはゴールが必要

研修や何か取り組むときに、
「一緒に取り組む人の主体性を高めたい」
「自分事にして取り組んでほしい」
と思うことってありますよね。

僕の働いている保育園でも
もう少し主体的に動いてくれるといいのにな
と後輩の保育者に感じることもあります。
そう感じているのは僕だけでなく、同僚の保育者も同じようなことを感じていて、
みんなで頭を悩ましたこともありました。

とはいえ、その後輩たちは日々の保育で忙しい中で、
言われたことはこなしているんです。
やることはやっている。
日々、精一杯なのはわかっている。
だから、欲張りすぎなのかな?
ひとそれぞれモチベーションは違うしなと
モヤモヤしながら、現状を受け入れていました。


そんなときにYoutubeで動画を見てハッとさせれ、
気づいたことがありました。
そのYoutubeはこちら↓↓


1.主体性にはゴールが必要


この動画の中で

ゴールがあって、主体性が生まれる
主体性は手段でしかない

山宮健太朗さん

と出てきます。
この言葉、かなりドキッとさせられました。

主体性ばかり求めていたけど、
ゴールの提示、共有はしていたんだっけ?と疑問に感じました。

2.ゴールのない主体性もあることにはある

とはいえ、
「僕たちも明確なゴールがなくても主体性を発揮しているじゃん」
と感じるところもあります。

なので、もう少し主体性とゴールの関係を理解したいと思いました。

そんなときに便利なのが、ChatGPT。
ChatGPTさんにゴールと主体性の関係をきくと、

ゴールがない状態では、主体性を発揮することは難しいと言えます。主体性は、自分自身の意志や価値観に基づいて目標を設定し、それに向かって行動する力です。目標がなければ、その力を発揮する方向性が定まらず、自己実現や成長につながる行動を取ることが困難になります。

しかし、ゴールが明確でない状況でも、主体性を持って行動することは可能です。例えば、探求心や好奇心を持って新しいことに挑戦することも、主体性の一形態です。この場合、具体的なゴールは後から明確になることもあります。主体性は、自分で考え、自分で決断し、自分で行動することに重点を置いています。そのため、ゴールがない状態でも、自分の価値観や興味に従って行動することは、主体性の発揮と言えるでしょう。

ChatGPTより

ChatGPTさんも
「ゴールのない状態で、主体性を発揮するのは難しい」と
教えてくれました。

さらに先ほどの動画では、

チームのゴールに対して、個人のゴールが明確だとパワフルになる

山宮健太朗さん

ということは、僕たちは後輩たちに対して
個人のゴールに頼りすぎた主体性を求めていた
しかも、それはかなり難しいことを求めていたことになります。

3.こどもの主体性にはゴールは必要ない

これまでの話は、保育者について話してきたことであって、
保育の中で「こどもの主体性」と言われるときにはこれに該当しないと思います。

こどもの主体性は先ほどのChatGPTさんの回答の後半に当てはまります。

こどもの内側にある興味や好奇心を大切にした保育が大事です。

4.こどもと保育者で使い分けることが大切

ということで、
こどもに使う「主体性」と、保育者に使う「主体性」で
アプローチの方法を変えなくてはいけないということです。
ここを明確に意識していないと、
冒頭の僕のようにモヤモヤすることになりそうですね。

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