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本6. ルビンの壺が割れた

<あらすじ>
「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」──送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!


<作者>宿野かほる


<レビュー>
⭐️⭐️⭐️⭐️
昔恋人同士だった男女のFacebookのメッセージのやりとりのみ。その他は一切ない構成。



SNS等で話題呼んでますねこの本。大どんでん返しストーリー、あなたは必ず騙される!系の本。

衝撃のラスト!とか、どんでん返しが待っている!とか、その言葉に惹かれて読むけど、さてどこまで私を裏切ってくれるのかなモードで読むから、期待しすぎちゃって、結局期待外れで終わっちゃうのあるあるじゃないですか。その宣伝文句自体が一種のネタバレになってるとゆうか。でもそうゆう宣伝方法や口コミで、こちらの読んでみたい欲を掻き立てててくれないと、読む気にはならないから難しいところやな🤔



こういったどんでん返し系の話しって、読み終わってからもう一度読んでみると2倍楽しめる、的な要素あるじゃないですか。私、普段なら面倒でほとんど読み返さない派なんですが、この本はものすごく短くて1時間くらいで読めちゃうから、この私でも2回目さらーっと読んでみました。あー、確かにここの発言おかしかったよな、とか振り返りができて、そこは楽しめてよかった。



最近はマーベルの映画を見きるのに忙しくて、本は1-2日でサクッと読める本選びがちです〜

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