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本1.そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ作

あらすじ
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない父と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときー。大絶賛の本屋大賞受賞作。

レビュー
⭐️⭐️⭐️⭐️
心あったまる系。文章のタッチが易しめで、難しい言葉をあまり使ってなくて1-2日で読めた。女性が書いた文章って感じ。登場人物がみんな心優しくて、刺々しさがない内容。主人公の優子の現在の話と、過去の回想が交互にくる構成になってて、どういう経緯で現在に至ったのかが、段々と明らかになってくる。クライマックスに向かうにつれて、あ、これ感動するやつ、と思ってアクセルかけて読める。ただそこまでファンタジーでもないのにちょっとリアリティに欠けてて深みがないかな〜って思って星4つ。例えばクラスメートの女の子から虐められるシーンがあるけど、虐め方が単純すぎるし、周りの人間の言動や行動も単純でリアルさがないな〜って。瀬尾まいこの小説は初めて読んだけど、大体こうゆう話が多いんかな?読んだ後に幸福感に浸れる話は好みなので、他にも読んでみよーと。


仕事のメールとか、webサイトの記事の要約書く時とかもそうやねんけど、自分ってめっちゃ文章長くなりがち笑
もっと簡潔な文章を書けるようにしたいものです🥵

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