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<ヨーロッパ旅記3>アルザスワイン街道巡り〜リクヴィール〜

ヨーロッパ旅もいよいよ後半。
アルザスの中心都市ストラスブールを満喫した翌日は、「ワイン街道」と呼ばれるエリアの小さな村を巡りました。

アルザス・ワイン街道とは…
ヴォージュ山脈の東斜面に連なるアルザスのブドウ畑。その間を縫って、北はマルレンアイムから南はタンまで、およそ170 km に渡ってアルザス・ワイン街道が続く。春夏には深い緑に、秋には黄金色に色づく大地。石畳の路地に、窓辺を花々で彩った木組みの家々。街道沿いには 100 余りの村が点々とし、車を走らせると次から次へと可愛らしい町並みが目を楽しませてくれる。こうした田舎町では、気さくな居酒屋やこぢんまりした宿屋、試飲も楽しめるワインセラーが旅人を迎えてくれる。

引用元: http://jp.france.fr/ja/information/24127

つまり、アルザスワイン名産の村がヴォージュ山脈沿いに連なっているエリアなのです。

通常、バスツアーでいくつかの村を巡る観光客が多いなか、今回も私たちはツアーを予約せず、自力で村へ行くことに。

まずは、ストラスブール駅から電車で30分ほどかけて、コルマールへ。

コルマールは、ハウルの動く城のヒロイン・ソフィーが住む村のモデルになった場所と言われており、カラフルな木組みの家に、色とりどりの花が咲き乱れる、夢のように可愛らしい町……らしいのですが、今回は雨で寒かったこともあり、コルマールはほとんど観光できませんでした。

というのも、コルマールに限らず、ワイン街道の村々はどこも負けず劣らず美しくて可愛いからなのです。
そのため、コルマールの様子は下記リンクをご参照ください。
(手抜き!!)
http://jp.france.fr/ja/information/24185

ということで最初に向かったのは、中世の町並みが残る村「リクヴィール」。バスの乗り場が分からず、タクシーで向かいました。

リクヴィールの魅力と言えば、色。民家の壁はオークル色やピンク、赤、ブルーとカラフルで、バルコニーに美しく咲き誇る花々と見事なハーモニーを生み出しています。アルザス独特のコロンバージュの民家が完璧な状態で保存されており、その個性的な造りも観る者の心を惹きつけます。 リクヴィールを訪れると、過去へタイムトリップが始まります。コルマールから約10キロ離れたこの村は、16世紀アルザスで最初に要塞化し、文化が発達しワインで栄え、その名を知られることになりました。 リクヴィールでは、時がゆっくりと流れています。中世の建築様式の民家が完全な状態で保存されており、16世紀の村の状態をそのまま留めています。 村の周囲を巡る二重の城壁は、1200人の村人が住むリクヴィールの歴史を物語っています。1291年に建造された最初の城壁には、防衛機能をなしていた3つの塔があり見学することができます。

引用元: http://jp.france.fr/ja/discover/94013

どこもかしこも、まるでおとぎ話の世界。
本当に、こんな村に人が住んでいるのですね〜。
11月末に行ったのですが、クリスマスの準備で忙しそうでした。

アルザスワイン街道巡りの醍醐味といえば、ワイナリー&ワインショップ巡り。

店頭に「Dégustation(デギュスタシオン)」と書いているお店では、無料で試飲をすることができます。

白ワインを中心に、5〜6種類試飲させてもらいました。
うーん、どれも美味しい。
アルザスワインは辛口と聞いていましたが、全体的にそこまでドライという印象は抱きませんでした。香りがいいですね。

気に入ったものを、2本お買い上げ。
やはり、親切にしていただくと買わないわけにはいかないですね…。

お昼ご飯は、こちらの可愛いレストランで!!
ご家族でやっているような雰囲気で、スタッフのお兄さんが親切でした。

お店の名物メニューなるものを注文してみました。

おお!!溢れるドイツ感!!
ザワークラウト盛り盛り。。

手前の豚肉は皮のブヨブヨが苦手でしたが、それ以外はすごく美味しかったです。さすがにザワークラウト食べきれなかった。。

ビールを頼んだら、お通し?にプレッツェルが出てきました。
やっぱり、ドイツ色がとても強い!!

こちらは、野生のブタ(savage pork)のテリーヌということでした。
あとあと考えれば、もしかしてイノシシ…??

野趣溢れる味わいで、美味しかったです。

右の前菜盛り合わせも、どれも優しい味で美味でした。
日本でいうフレンチドレッシング的な味付けでした。
奥のビーツを茹でたものは、土っぽい香りがブタの野生的な味に好相性でした。

お腹も満たされ、ぶらぶら町歩きをしていたら、突如目の前にこんな道具が。唖然とした顔の旦那さんw

これは、昔のワインの圧搾機でしょうか?
今では使われなくなり、展示されているような感じでした。
「1866」と書いてあるので、少なくとも150年以上前のもののようです。

歴史あるワインの村ということを物語っていますね。

これが、恐らく城壁?でしょうか。
確かに、このような壁がぐるーっと村を囲っていました。
奥にあるのは、大砲風?のワインの樽?

…分からないことだらけですみません^^;

ストラスブールでもそうでしたが、日本人には一人も会いませんでした。
近郊ヨーロッパの国の方と思われる観光客が多く、特にご年配の方が多かったです。バスツアーでワイン街道を巡っているのでしょうね!!

次の村へ行くまでのバスの待ち時間に、ブドウ畑に登ってみました。
今の時期は収穫も終わり、ぶどうの木は葉っぱも残っていませんでした。

勝手に登っちゃいますよー!!!

生えている植物も日本とは全然異なりますね。
日本にはいない微生物が沢山いるんだろうな〜。

ぶどう畑から見渡すリクヴィールの村!!
教会のトンガリ屋根が可愛いですね。

…と、これにてリクヴィールとはオサラバです。
今回も得する情報の少ないレポートですみません。
(写真中心にしてごまかしたのはバレてないはず!!)

次は、コウノトリの郷「リボーヴィレ」に向かいます!!
果たして、コウノトリと出会えるのか!?

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