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官民連携まちづくりって何?

官民連携まちづくりとは

 民間の力を最大限に活かしてまちづくりを行っていくために官民連携まちづくりは推進されています。官民連携まちづくりについて、以下のサイトの内容の要点と私が関わっているまちづくりについて紹介します。

官民連携まちづくりでは3つのキーワードを大切にして、民間と行政で協力してまちづくりを行なっていきます。
① 地域独自の課題を発見し、解決する
② 官民にかかわらず、 まちの空間資源を使いこなす
③ 人間中心の視点で居心地よい環境をつくる

官民連携まちづくりを進めていくことで効果として、以下の3つのような効果が見られるようになってきました。

① 新たな事業や雇用の創出
② 来街者や滞在時間の増加
③ 資産価値の維持・向上

新たな事業や雇用の創出

官民連携まちづくりを支える制度は以下のようにたくさんありますが今回は官民連携まちなか再生推進事業について取り上げます。

官民まちづくりの制度

官民連携まちなか再生推進事業について

官民連携まちなか再生推進事業とは以下のような概要です。

当事業は、官民の様々な人材が集積するエリアプラットフォームの構築やエリアの将来像を明確にした未来ビジョンの策定、 ビジョンを実現するための自立・自走型システムの構築に向けた取組を総合的に支援し、多様な人材の集積や投資を 惹きつける都市の魅力・国際競争力の強化を図るため、令和2年度に創設されました。

官民連携まちなか再生推進事業

補助対象事業は以下の6項目となっています。
①プラットフォームの構築
②未来ビジョン等の策定
③シティープロモーション・情報発信
④社会実験・データ活用
⑤交流拠点等整備
⑥普及啓発事業 

 今年度は以下のような内容で募集があり、この中で私が昨年度ワークショップで関わった京都市三条通も応募して、採択されました!

「居心地良く歩きたくなるまちなか」の形成をはじめとする多様な人材の集積や様々な民間投資を惹きつけ、都市の魅力・国際競争力の向上を目的とした取組を支援するため、「官民連携まちなか再生推進事業」の補助対象事業の募集を開始します。(募集要領等は次のとおり)
募集期間:令和2年12月21日(月)~令和3年1月22日(金)12:00まで

京都市三条通でのまちづくり

京都市三条通では京の三条まちづくり協議会の方々が中心に「豊かな歴史と伝統を有する三条通りの建物や、まちなみ等の良好な景観・環境形成」、「政治・宗教に偏らない、地域産業や文化の向上」を目的とし、活動を行っています。

http://www.sanjyo-kyo.jp/

 三条通は歴史的に京都の中心的な通りとして栄え、近代に金融機関やメディア関連の会社が集積したことで、近代建築が立ち並ぶ京都の中でも特徴的な通りとなっています。

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昨年度、「2030年の三条通の空間像を考える」というテーマで三条通デザインワークショップが開催され、私はD班で参加しました。

https://kyotosanjyo.wordpress.com/

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そして、このデザインワークショップの成果をベースに、京の三条まちづくり協議会の方々が定期的に開催されるまちカフェでのワークショップの内容を踏まえて、将来ビジョンとして「三条通デザインアイデアブック」を取りまとめました。

https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjo5NzkyN30=&detailFlg=1&pNo=1

三条通デザインアイデアブック

 今年度はこちらの内容をベースに協力、賛同していただける方を増やし、エリアプラットフォームの運営、みちの活用について実践することを目指しています。

私は今年度も仕事として関わることができ、官民連携まちづくりのまさに実践の場を経験させていただきます。また、取り組みを通じて、気づいたことを投稿できればと思っています!

新型コロナウイルス感染が収まらず、不安なこともありますが三条通の方々の少しでもお役に立てるような働きができればと思います。


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