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Insights & Experiences

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各業界テーマに関するトレンドやイベントレポートなど、インサイトを得られるような記事を幅広くお届けしています。企業パートナーのインタビュー記事もこちらからご覧いただけます。
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#オープンイノベーション

未来のホスピタリティを考える店舗実験ー 近鉄GHD x PLEN Roboticsインタビュー

新型コロナウイルス感染拡大により、消費者の行動は変化を余儀なくされました。商品の選定から決済に至るまで顧客のデジタル体験が促進され、バックオフィスを含むリテール業務全般のDXも加速しています。非対面・非接触の需要が拡大しているニューノーマル時代において、実店舗が提供できる価値や店舗における購買体験の新たな意義を考える取り組みとして、株式会社近鉄百貨店とPLEN Robotics株式会社の実証実験に焦点を当てお話を伺いました。 インタビュイー 近鉄ベンチャーパートナーズ株式

【後編】オープンイノベーションを進めるうえでのボトルネックと解決法

前編では、イノベーションを促進するうえで必要な7つの要素のうち、イノベーション活動初期に注力すべき2つの要素として「推進担当者のドライブ力(人材)」と「トップのコミットメント(ビジョン・戦略)」について触れました。後編では、オープンイノベーションを進めるうえで大手企業が傾向として抱える課題や、その解決法についてPlug and Play Japan COOの内木遼とPlug and Play Japan New Materials Directorの新井に話を聞きました。

【前篇】オープンイノベーションを促進するうえで優先的に取り組むべき2つの要素とは

企業が持続的に成長し続け、新たな市場機会を創出するための取り組みとして、注目が集まったオープンイノベーション。各企業の特色を活かしたイノベーション活動ををしてきた中で、既存事業との戦略シナジーや、人的リソース不足、社内関係者との協力体制の構築など、さまざまな課題が見えてきた今、オープンイノベーションに取り組むうえで特に注力すべき領域や、活動をスムーズに進めるためのヒントについて、Plug and Play Japan COO 内木遼とPlug and Play Japan N

社内外の知を集結して新事業の種をそだてる ー ダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンターCVC室

空調のグローバルリーディング・カンパニーとして、技術革新を重ね「空気」と「環境」の新しい価値を創造するダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)。社内外の知恵・技術の融合に向けて、2019年には110億円の出資枠を設け、スタートアップ企業との協業を推進する組織として、テクノロジー・イノベーションセンター(以下、TIC)にCVC室を設立。2020年にPlug and Play Osakaのファウンディング・アンカーパートナーとして参画され、スタートアップとの協創を加速させるダイキン

【イベントレポート】全国アカデミア発スタートアップ大集合! CENT Pitch拡大版

2021年7月14日にの共済イベント「全国アカデミア発スタートアップ大集合! CENT Pitch拡大版」 (以下、 「CENT Pitch拡大版」)を開催しました。 「CENT Pitch」とは、名古屋大学とOICXが毎月開催されている中部圏のオープンイノベーション/スタートアップエコシステム醸成を目的としたピッチイベントです。 今回は「CENT Pitch」の一環として、また「Nagoya Access Point Project」(以下、「NAPP」)の一環として、2団

【イベントレポート】エネルギーの未来〜日本の動向とトレンド〜

こんにちは、Plug and Play Japan Energy Program Managerのアルダウシです。 先日開催されたEnergyプログラムのIndustry eventについてご紹介いたします。2021年6月24日に「エネルギーの未来〜日本の動向とトレンド〜」をテーマに、基調講演及びパネルディスカッション形式の招待制イベントを実施し、約85名の企業やスタートアップの方々にご参加いただきました。ご視聴いただきました皆様、ありがとうございました。 背景 前回のN

大手企業とスタートアップの架け橋として、共創を円滑にするPlug and Play Japanのサポートとは

Plug and Play Japanには、プログラムの企画・運営を通してスタートアップの事業発展をサポートをする「Program Manager(以下、PM)」と、企業パートナーのオープンイノベー ションの推進・活性化に貢献する「Partner Success(以下、PS)」というチームがあります。 当社では大手企業とスタートアップをマッチングするだけではなく、コミュニケーションスタイルやスピード感が異なる企業間のギャップを埋め、よりスムーズな共創へと繋がるように、伴走者と

素材・化学分野におけるアクセラレータープログラムの開始 〜 Deep Techスタートアップ×大企業による社会課題解決の可能性 〜

 はじめまして、Plug and Play JapanのNarumi Araiと申します。新テーマ "New Materials"の第一弾の記事として、テーマの概要と強調したい点についてお伝えいたします! 素材・化学領域の新テーマ立ち上げ Plug and Play Japanは2021年6月に新テーマである“New Materials”のアクセラレータープログラムを開始した。本テーマでは素材・化学領域のDeep Tech(*1)を用いてグローバルな社会課題解決を企図する8

Energyプログラムが始動します

初めまして、Plug and Play Japan Energy Program Managerのアルダウシです! Plug and Play Japanでは、新たな業界テーマとして「Energy」プログラムを2021年夏より開始いたします。参考: 「Energy」プログラムの背景・目的2016年のパリ協定により、温室効果ガス削減に対する各国の意識の強まりに伴い、世界中からクリーンテックへの注目が以前にも増しています。日本企業におけるクリーンテック分野に関連する活動も

「毎日の歯磨き」から全身の健康へ 新たな疾病予防を目指すNOVENINEと第一生命の挑戦

Plug and Play Japanのプラットフォームを通して出会った第一生命保険株式会社(以下、第一生命)と、株式会社NOVENINE(以下、NOVENINE)。両社は先進テクノロジーと歯科治療を融合させた新たな取り組みを目指し、およそ1年にわたる協議を経て、浜松市が主導する官民連携プロジェクト「浜松ウエルネス・ラボ」*のフィールドにて、社会実証研究を実施することになりました。 今回、NOVENINE 代表取締役社長兼CEOの竹山氏と、第一生命 Dai-ichi Life

スタートアップとの共創でデジタルツインを加速させる大林組の挑戦

「MAKE BEYOND つくるを拓く」をブランドメッセージに掲げ、建設、都市開発における革新を重ねてきた株式会社大林組(以下、大林組)。2020年よりPlug and Play OsakaのファウンディングパートナーとしてSmart Citiesプログラムへ参画後、Champion*としてプログラムを担当されるお二人に、スタートアップとの取り組みについてお話を伺いました。 土木本部生産技術本部 先端技術企画部 技術第一課 同 本部長室i-Conセンター現場支援第三課 湯淺

3-4月活動報告|Plug and Play Osaka

こんにちは。Plug and Play JapanのHarukaです。早いもので活動報告も4本目です。それでは、SmartCities(スマートシティ)領域におけるイノベーションプログラムを運営するPlug and Play Osakaの3〜4月の活動のハイライトをご紹介してまいります。 3月10日|株式会社クボタとパートナーシップを締結しました 【カテゴリ】パートナーシップ締結 SmartCitiesプログラムにおける9社目の企業パートナーに、株式会社クボタをお迎えしま

スタートアップとの共創によって得られる社会に対して本当に意義があるイノベーションと投資とは。

変動が激しい現代において、新たな幹となる事業を生み出し、企業として生き残っていくために協業や投資に力を入れている企業は増加し続けています。Insurtech領域においても、グローバルにおける投資額は増加の一途をたどっており、2020年は過去最高額を記録しています。 (Insurtechのトレンドについてまとめたレポート記事「Insurtech Thoughts Lab」は以下よりご覧ください) そこで本パネルセッションでは、モデレーターにインクルージョンジャパン株式会社で取

「J-Startup KANSAI」 経済産業省 近畿経済産業局 インタビュー

経済産業省によるスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」。地域における有望なスタートアップを支援するため、昨年「J-Startup KANSAI」が始動、10月には31社の京阪神出身スタートアップが選定されました。 Plug and Play Japan では、" To build the world’s leading innovation platform and make innovation open to anyone, anywhere. "という