苦手な食べ物【野菜】

私は一部の野菜が嫌いだ。嫌いなのと同時に苦手でもある。順序を正しく書くと、苦手だから嫌いになった。調理法次第では食べることができる野菜があったり、全く食べられない野菜もある。

例えば、ミネストローネに入っているコトコト煮込まれてトロトロになっているキャベツやニンジン、ブロッコリー、玉ねぎは食べることができる。逆にそれ以外に野菜を食べる方法が無いため、毎日ミネストローネを食べている。味噌汁の名前を出しても無駄である。私は愛知県民のくせに味噌汁が苦手なのだ。

あとは山菜の天ぷらも大好きだ。コシアブラやフキノトウ、名前はわからないが山菜と言ったらこれ!という感じの葉っぱも大好きだ。「野菜嫌いなくせにフキノトウは食べることができるのか」という変な質問をしてくる人もいるが、「味が全く違うでしょ」と言いたい。というかいつもそう返している。その人は山菜の味とピーマンなどの味が同じと感じているのだろうか。私とは全く違う味覚である。

苦手な野菜はあげたらキリがない。サラダに入っている葉っぱ。今調べたら「ベビーリーフ」と言うそうだが、そう言うものから、先ほどあげたピーマンや茄子などの王道系、玉ねぎやニンジンもトロトロで味があまり目立たないもの以外は嫌いだ。野菜スティックやサラダを食べる人は尊敬する。真似はしないけどリスペクトである。

やはり人間はネガティブな発信だと流暢になるようで、ここまでスラスラと文章を打てている。

現在、私は来週行われる好きなアイドルのライブに向けて絶賛ダイエット中である。イケメンたちに会うのだ。自分もできるだけイケメンで行きたい。そのため、ミネストローネとレンコンハンバーグと卵キムチ納豆ご飯しか食べない生活を送っているのだが、その生活が頓挫しないため、母に父母が食べる料理は私が苦手な食材で作るようお願いしている。例を挙げるとチンジャオロースーやピーマンとナスの煮物などだ。これが効果覿面で、見るだけで食欲減退の効果がある。このために偏食だったのではないかと思うほどだ。

そんな私も三歳まではなんでも食べる子だったらしい。母にことあるごとに言われるのだが、自分でも考えられない。一見偏食家へと育ったのはネガティブな変化に見えるが、私はそうは思わない。自我が芽生え、自分の意思で物事を決めるようになった、これはれっきとした成長なのだ。

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