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恋が愛に変わったとき、待ち受けていたものは「結婚」じゃなくて「別れ」だった。


先日、約1年付き合った彼氏と別れました。彼とは仕事の関係で出会い、海外の渡航先が同じだったことを機に、交際スタート。


海外に滞在する期間が同じだったこともあり、私が気さくに「プログラムが始まる前にシェアハウスしない?」と誘ったことが始まりで。彼は女性とシェアハウスなんてしたこともなく、毎日一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったりしているうちに、向こうから告白されました。


もともと仕事の関係だったこともあり、最初は恋人として見ることはできず、一度は断りました。数日後、私の方から彼にちゃんと気持ちを伝えて、dating期間*を設けて、付き合いました。

*datingとは、完全に恋人同士になる前にお互いのことを確かめ合うための期間。

相手の年齢は当時32歳。わたしは26歳。結婚を考えるにはちょうどいい年齢だったこともあり、早い段階から結婚、出産の話も出ました。


コミュニケーションが円滑に取れる。お互いに気遣いができる。海外を一緒にまわりたいと思っている。好きなことをお互いが自由にできる。話が合う。お互い寂しがり屋。上げ出したらキリがないほど、相手と一緒にいたい理由なんていくらでも上がりました。


私たちの中で、一つだけ大きな価値観の相違がありました。いわゆる「どこまで許せるか」の話です。私は元彼とも友だちにもなれるし、彼氏がいる状態で男性に対して好意を抱くことはありません。逆に、彼は「女友達1人も作りません。」という典型的な彼女だけいれば十分なタイプ。どれだけ私が浮気をしないことをわかっていたとしても、男の人と話すことを極度に嫌がりました。


少しずつ、彼は私を束縛するように。そして私はそれを徐々に我慢をしながら受け入れてしまうようになり。第一回目の大喧嘩をしました。

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