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遅すぎる2021年振り返り

2022年ももう3ヶ月が過ぎたが、noteの下書きに入っていた書きかけの振り返りが悪くない出来な気がしたので続きを書くことにした。

2021年(特に後半)は、前に進むのに精一杯で振り返りをサボっていたけれど、退職・転職・引越しと、大きな変化があったこの一年。記録に残すの、大事。

ちなみに、私は今の会社の方から、note採用(?)と言われることがある。noteを読んでいいなと思ってくれたらしいのだけど、アカウントを知られている照れから入社後すっかり書かなくなってしまった(Wantedlyにnoteのリンクを貼ったのは自分)。今年はもう少し書いていきたいな……と思っている。

それでは振り返り!


6年間働いた会社を退職した

2021年3月、6年間働いた化粧品会社を退職した。有休が余りすぎていたので、実際最後に出勤したのは2020年末だけど、2021年の出来事に入れておく。

退職すると言ってから、社内のいろいろな方からメッセージをいただき、自分の思っていた以上に信頼してもらって、期待してもらっていたことを知ることができた。退職ってエモいなあと熱い気持ちになった。

このときかけていただいた「どこでもやっていけると思うよ」といったお言葉の数々が、転職活動のときに力になった。ありがとうございました。


半年間の無職期間を設けた

退職時点で、次の仕事は決めていなかった。

前職が忙しすぎて時間とメンタルに余裕がなく、このままだと変な選択をしそうだなと思ったというのもあったけど、一番は、自分と向き合ってみたかったというのが大きかった。(あと貯金を結構していたので、「こういうときのための貯金やん!」と思ったのもあった)

昔から、期待をかけられるとその通りに振る舞ってしまうことが多く、前職でも「これ以上できない」と思っていても、任されれば「やる」と言ってしまって自分の首を絞めたりしていた。また、前職で感じた課題感をもとに次にしたい仕事がぼんやり見えていたけれど、「それは私が本当にやりたいことなのか?」ちゃんと考えたいというのもあった。

そんな理由だったので、退職後しばらくは何もせずに暮らしていた。はじめの1ヶ月間は特に、本当に好きなことしかしないと決め、ひたすら自由に過ごした。家族には退職を事後報告した。

この期間を経て思ったことは、「何もしていなくても、私は意外と元気だ」ということだった。子どものころから結果を求められることが多かったけど、この歳になったら勝手に無職になっても親は怒らないし、自分自身も何もしない自分を嫌になったりはしないと知った。

そしてゆるゆる暮らしながら自分のやりたいことをぼんやり考える日々が続き、やっぱり退職時に思い描いていたキャリア支援の仕事がしたいと思ったので、4月から転職活動を始めた。


転職・引越し

キャリア支援の仕事をしたいと思っていたからか、転職活動はめちゃくちゃ楽しかった。人材業界の仕組みを勉強したり、気になる会社のサイトを隅から隅まで読み込んだり…異業種転職が叶うかどうかの不安はあったけれど、晴れてキャリア支援の仕事に就けたとき、転職活動の失敗も成功も糧になるだろうなと思ったら情報収集や面接にも気合いが入った。

結果的に、割と早い段階で今の会社から内定をいただくことができ、キャリアアドバイザーの職に就けることになった。そしてこれを機に、大阪から東京へ引越しをした。


2021年7月〜仕事スタート

研究職から対人の仕事へ、大手(というほど大きくないけど)からスタートアップへ。環境をガラッと変えた転職だったけれど、前職で働く中で感じた違和感や叶えたいと思っていたことと向き合える仕事だったので、入社当初は喜びが大きかった。

例えばこんなことが一つ一つ嬉しかった。

* 条件ヒアリングだけではない、本質的なキャリアカウンセリングができる
* バリューが定義されていて、バリューに基づくコミュニケーション指針が示されている(怒鳴ったり愚痴ったりする人がいない)
* 仕事が好きそうな方ばかり
* まだ全然仕事ができない自分の良いところも見つけて伸ばそうとしてもらえる


一方で、時間が経つにつれて、自分のできなさに悶々とすることも増えた。

* 覚えることが多い&未知の分野で勉強しても頭に入ってこない
* 知識が足りないと思うと自信が持てず、面談で異常に緊張してしまう
* 作業が遅いのか常に業務が溢れている&間に合っていない
* 慣れてきてできることが増えても成果に結びついてこない

正直、前職での仕事や学生時代のアルバイト・部活などで、”できない人”でいた経験がなかった。自分の好きと強みを活かして職選びをしたつもりだったし、転職活動もうまくいったので、実際転職してできない自分を目の当たりにするのはめちゃくちゃ情けなかった。

休日に勉強をしてみても、うまくいく未来を余計遠く感じて逆に焦ったり、嫌になってダラダラしたり。2021年後半は、くそ〜〜〜情けない!!ばかり思っていたような気がする。そしてそれは今もだ。

ただ、転職したのが失敗だったかと言われるとそうは思っていない。前職には6年いて、そこそこなんでもこなせる状態で、社歴が上がるごとに業務における社内政治の割合も増えていって、なんだこれ、と思っていた。受託メーカーに勤めていたので、顧客の要望に応えても、その要望が最終消費者の喜びになるのか確信が持てず悶々としたり。そう考えると、できないことが山のようにあるけど、ユーザーの方と喜びを共有できる今の仕事はやっぱりいいなと思える。情けないけど。

いつまでもできないままとは思っていないので、2022年、もっと仕事を楽しめるように、自分に正しい負荷をかけて頑張っていきたい。

2022年末はつよつよで晴れやかなnoteを書いていますように。がんばる!








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