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フリーランス2年生


フリーランスとして働いて2年が経った。

元々、会社員を辞めてどうしようもなくなって
「もうこれでやるしかない」とある種の覚悟を決めて飛び込んだ業界がカメラマン業界だ。

風当たりは強く、技術職であり体力職で
給料がすごく高いわけではなく
いろんなものが経費という名前で飛び去っていく。

フリーランスつら。

なりたいって人はたくさんいるけど
全て自己責任の世界で生きるのはまあまあしんどい。 

私が楽しくやっているのは周りの人のおかげと
自分にこの仕事があっていたっていうそれだけだ。

だけどたまに思う、会社員として続けられていたらどんな世界で生きていたのか。

毎朝きちんとご飯を食べて決まった時間に会社に出て業務をこなしていたのだろうかとか。

同じ世代を見るとどうしても自分と比べてしまう。自分にはできないことだ。すごいなーって素直に感じてしまう。


ただ自慢じゃなくとも、フリーランスとして
生きていくのに十分なお金は稼げている自分もいる。
体調の悪い日に素直に布団の中で過ごせること
ペットを膝に乗せながら仕事ができること
いろんな人に会えること
フリーランスになって楽しかったこと、良かったこと、やりがい、その他諸々。

まだまだ2年目の若輩者ですが
自分はコレで良かったなと思える。


とはいえ、もっと頑張りたいけど。

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