158.「先端恐怖症」という症状を持つ人もいるんですよ

先端恐怖症という恐怖症の一種をご存知でしょうか。

僕は中学二年生ぐらいから、そのような症状が出てきました。

尖っているのなんて誰でも怖いじゃん、って思うかもしれませんが、違うんです。

先端恐怖症同士なら共感できるんですが、目の間がきゅーっとなって、目を開けてられなくなるんです。

あと、先端であって尖端ではないので、細ければ細いほど怖いというわけでもない。

僕の最も怖いのは、箒の柄です。

あと、テレビ越しの剣道やフェンシングも、見られません。

先端恐怖症になったであろうきっかけの出来事

おそらく、あの頃のあの事件以来だ、という思い当たりはあります。

が、本当にそうだろうか、と思っていますが、あれは中学二年生の頃でした。

輪ゴムで遊んでいるクラスメートがいました。
普通の輪ゴムではなく、バンドみたいな太めの輪ゴムです。

クラスメートが不意に飛ばしたその輪ゴムが、教壇を歩いていた僕の目にクリーンヒットしたのです。
その後担任の先生とすぐに行った眼科さんでは、「直接目に当たっているね」と言われました。

斜めから飛んできたので、目を閉じる隙がなかったようです。

それで先端恐怖症に?と思いますが、実際それぐらいの頃から先端が怖くなってきていて、輪ゴムも、紙飛行機も、こっちに向かって飛んでくるモノを怖がるようになりました。

こういったブログには参考画像を載せるのが筋ですが、怖くて検索できませんでした。

表紙の画像がないのはそれが理由です。

実際、何がダメなの?

個人差はあるようです。

これは大丈夫?と試してくる人がたまにいますが、やめた方がいいです。
だいたいがアウトです。

僕のレベルの現象ですが、ざっとこんな感じです。

指を差されること。
刃物。(普通に怖い)
箒の柄のような長物。(物干し竿とかも多分ダメです。向けられたことないけど)
注射。
剣道。(テレビ越しでもダメ)
指し棒。(先生とかが使うやつです。あれは黒板だけを指していればいい。)

まあ、よくある先端ですね。画像でもダメです。
見なければいい、という問題ではなく、想像下に置いた時点でいい気はしません。

他には、こんなのです。

新聞紙の角。
紙飛行機。
エアガン。
輪ゴム。
目薬。
ストロー。

たまに生きづらいだけで、そこまで日常生活に支障は出ません。

どうなるかというと、目の間がきゅーっとして目を開けられなくなる。

そして、多分僕の場合は過呼吸になると思います。感覚的に。
(過呼吸持ちなので、予兆はなんとなくわかる。)

なかなか共感されづらいことですが、まあネタにはなる。覚えられやすい。

周りに特性の一つとして捉えられると、僕も少しポジティブに解釈できそうです。

先端恐怖症。

そんな人もいるんだよ、って話でした。

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