83.40年前とは思えない人の輝きを、40年後も感じているのだろうか
松田聖子。
ちょうどデビューされた頃が僕の母親が学生だったなので、僕が子どもの頃はよくこの伝説のアイドルの曲を聴いていました。
1980年代を代表する、知らない人はいないんじゃないかと思うほどの有名人です。
80年代の世界は、なんだかエモくて(最近使いがち(笑))、人間臭くて、いろいろ生活が便利になってきたように思う、まだまだ不便な時代で、そんな世界観が好きです。
待ち合わせ一つとっても、一大イベントだったのかもしれません。
生憎僕はその時代にまだ生まれ落ちていないので、リアルな想いはわからないのですが、想像や、いろんな作品からなんとなく想像しています。
今ではLINEでメッセージを飛ばせば待ち合わせも調整できます。
好きなときに、好きな映像を見られます。
誰でも電話で声が聞けるようになりました。
ただ、人の輝きだけは当時も今も、何も変わりません。
こんな動画を見つけました。
1981年。今から40年前です。
まず、あまりの歌の上手さに絶句でした。めちゃめちゃ上手い。
そして、圧倒的なアイドル感。
若くしてこの地位まで上り詰めて、誇りとか、重圧とか、いろんなものを背負っていたかもしれません。
音は確かに一昔前の音質かもしれません。
画質も、まだ荒い時代です。
演出も何もかも、時代を感じます。
ただ、松田聖子というアイドル像の圧倒的な存在感と輝きだけは、YouTubeからも感じ取れました。
これがプロなんだろうなと。
40年前に、本当にこんな若い子がいて、カメラの前で歌っていて、この瞬間が本当にあったんだなと思うと、なんだか不思議です。
40年後は、2061年。
その頃に2021年の今の映像を見ていると、同じようなことを思うのでしょうか。
そのときには、80年前の映像だよ、と松田聖子の輝きをまだ感じられているのでしょうか。
そのときになったら、この記事見返すこともあるのかな。
40年前の情報なんて、ネットの海の底に沈んでいるか。
2061年。
あなたはどんな輝きを放っているでしょうか。
今のどんな輝きを、その頃は懐かしく眺めているでしょうか。
楽しみですね。未来。
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