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コラム的な

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特になんの意味も意図もない、僕の脳みその一部です。
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#野球

442.背番号42は世界を変えた勇敢の証

映画『42〜世界を変えた男〜』を観賞して、メジャーリーガーが全員背番号42を身につける「ジャッキーロビンソンデー」について知ることができた。 僕も曲がりなりにも14年間野球を続けてきた者である。 野球というスポーツがどのようなものなのか、どのような人間が行うスポーツなのか、14年間という限られた期間ではあるがその道を歩んできた。 ジャッキー・ロビンソン。 黒人初のメジャーリーガーとして名前は知っていたが、その時代背景や想いの部分までは恥ずかしながらあまり知らなかった。

399.漫画化しました!「あのとき選手を辞めるという決断をしたから」

先日の開催されたnote×マイナビ主催のコンテストで《マイナビ賞》を受賞した文章が、なんと漫画化されました。 3,000字にも満たない短いエッセイですが、14年間の野球人生で最も大きな出来事と、その想いの丈を描いたものだったから、形になって嬉しい限り。 漫画はマイナビ公式のnoteとXで読むことができます。 マイナビ公式のnoteでも紹介いただきました。 ぜひ読んでみてください。 元々受賞の副賞として漫画化ということは明文されていましたが、実際に形になるとなかなか感慨

398.年末年始は区切りなんかじゃない

かつて、学生の頃は年末年始やGW、お盆休みとは無縁の世界で生きていました。 長期休暇の期間は、野球の練習が丸一日、毎日続きますから、休暇だった経験の方が人生の中で少ない。 そもそも休暇だった日はほとんどなかった人生でした。 社会人になり、野球から解放された僕はしばらくの間、休暇という感覚を少しずつ知ることになります。 しかし、最近はどうでしょう。 今も学生の頃のような、野球をやっていた頃のような、そんな感覚と似た日々を生きています。 12月29日になりました。 世間

384.そういや「何してるの?」って昔からよく言われていた

パラレルワーカー、なんて文言をプロフィールに入れています。 営業とか物書きとか起業に向けての準備とか、結局お前何やってんの?っていう内容な気もします。 今は主にプロジェクトベースで動いていて、営業やコンサル、ブランディング、チームビルディングなど、やっていることは過去の記事にも散りばめられていますが、大枠こんなところ。 友達や新しく出会った人からはよく、何してるの?と聞かれることがあります。 なんだかうまく伝わらないときもありますが、どうやったらうまく自分のやっている

379.睡眠時間を削ってハードワークすることの意味

睡眠はどんな人間にとっても欠かすことのできない、人生を左右する非常に重要なファクターの一つです。 皆さんはどれぐらいの睡眠時間を取っているでしょうか。 6〜7時間? 5時間や、9時間ぐらい? 人によって基準も体感も違えば、7時間睡眠がベストといったり、その根拠は実は何一つないなど、未だ定説も複数ある複雑な事象です。 僕は7時間だった頃もあれば、5時間の頃もありました。 気合いを入れて仕事をする時期、野球に打ち込んでいた学生時代、それぞれ睡眠時間は著しく減っていました。

366.十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない

表題の名言をご存知でしょうか。 クラークの三法則の第三法則です。 世の中ブラックボックス化が進んでいます。 スマートフォンがどういう仕組みで動き、通信をし、電話ができてSNSが投稿できるのか。 電子レンジがどうして物を温めることができるのか。 こうした身近で何とかイメージできそうなものもあれば、ChatGPTがどうやって人間との会話を成り立たせているのか、自動運転はどのように実現が可能なのか、説明されてもわからないような現象もすぐそこで起こっています。 ただこれは科

360.あのとき、選手を辞めるという決断をしたから

「学生コーチにならんか」 その監督の一言を聞いたとき、当時12年間続けてきた僕の野球人生が走馬灯のように駆け巡った。 小学二年生の頃から野球を始めた僕は、その後大学を卒業するまで14年間野球を続けてきた。 14年という月日は、僕という人間を形成するのにはあまりに十分すぎて、今となっては野球は人をつくるスポーツだなと思うほどまでになっている。 プレイヤーとしての12年間。 そして、「学生コーチ」という役割で2年間。 どちらもかけがえのない野球人生。 特に最後の2年間は

344.第四章が終わったのですが、この先はまだ書いていないという現状の報告

季節とともに進む物語。 高校野球最後の一年間というのを表現するにあたって、章立てごとに季節が変わるのは演出として綺麗だなと思って取り入れました。 そんな本物語もいよいよ冬が終わりました。 第四章の最後の一文は、こういった文章で締め括られています。 たったこの一文に、どんな意味が込められているのか。 スランプを相談した桜乃の姿や、秋仁自身が春が来ると信じて努力をしてきた経験など、いろんな想いが込められているように感じられたら嬉しい限り。 冬が終われば春が始まる、みたいな

341.第三章が終わったので、note小説について書いてみる

第三章『一枚の葉で知る』が終わりました。 個人的に一番好きだと言っていたシーンがこの最終シーンです。 さて、引き続き「創作大賞2023」に応募して投稿を続けています。 短編の話ならともかく、数記事に渡って読む、なんて動きはnote上どれほどあるんだろう、と前の記事で書きました。 今回の第三章のシーンを振り返った後に、そもそもnote小説というものの需要や思い描く今後を書いてみようと思います。 目に浮かぶような情景を描きたい第三章最後のシーンは、以下の文章です。 冬の

338.第二章が終わったので、章ごとのタイトルの付け方を書いてみる

またまたオフトーク的な感じで書いていきます。 noteで小説を連載するってどうなんだろう、と思いながら、「創作大賞2023」に応募して投稿を続けています。 短編の話ならともかく、数記事に渡って読む、なんて動きはnote上どれほどあるんだろうと思っています。 まあ、noteの新しい形を模索できればいいかなとも考えながらとにかくやってみることを大事にしてコツコツと公開を始め早くも第二章が終わりました。 目次でもわかるように、今後このように章立てが並んでいます。 この章の

336.一章が終わったので裏トーク的な感じでゆるーく話したい

第一章の投稿が終わりました。 次から第二章が始まります。 一度アップしたやつをコピペしているのがほとんどなのでアップ自体は楽。 目的は、「創作大賞2023」の参加なので今のところいい感じな気がします。 いつも真面目な投稿や物語ばかりなので、ちょっと裏トーク的な感じでたまにはくずした話がしたい、と思って、まるで小説の幕間のようなゆるい内容にしたいと思います。 たまにはいいよね。 結局題材は野球上記の「序」で早速わかりますが、高校野球がテーマです。 結局僕の書く小説は

313.WBC開幕間近!14年間続けた野球の魅力を語ってみる

日本中が注目しているWBC。 いよいよ3月9日の日本vs.中国から侍ジャパンの初陣となります。 さて、出場選手の発表から一ヶ月。 着々と選手の調整は続いているようです。 かくいう僕も、野球は今までの人生で最も時間と情熱をかけて取り組んできたこと。 約14年間、野球生活を過ごしていました。 改めて、なんでこんなにも続けられたのかなと思うときがあります。 WBCも間近に控えた今。 僕なりの野球の魅力を書き記そうと思います。 セットプレーであることよくよく考えたら少ないか

302.かつて年末年始も関係なく野球をしていたぐらいなのだから

いよいよ年の瀬の12月30日。 この日は野球をする予定でした。(結局グラウンドに霜が降りて中止になりました。) 寒いだろって? めちゃくちゃ寒いです。野球やる気温じゃない。 と思いつつも、よく考えてみたら高校生、大学生の頃は年末年始も関係なく野球をやっていたな、とふと思うわけです。 年末年始だから、ゴールデンウィークだから、お盆だから、といって休みだった経験は殆どありません。 長期休暇は一日中練習なので、どちらかというと来てほしくないと思っている方でした。 今もある

288.次の常識は、次の常識を生きる人が創る

常識とは、なんでしょうか。 アインシュタインがこんな言葉を残しています。 正誤や優劣ではなく、偏見、と。 確かに、常識と一言でまとめがちですが、あまりに人によって違いがあります。 関西と東京での違い。 年代の違い、家族や友人関係などの環境、学生生活……それぞれ歩んできた人生の数だけ、常識も存在するように思います。 そう考えると不思議ですね。 常識、と捉えている世界は一体誰の何なのでしょう。 なぜ、常識に雁字搦めになってしまいがちなのでしょう。 しかも世の中の常識や当