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樫の木通信vol,1-マボの登場人物&第1章あらすじ-

樫の木庵のマボ-大賢者ニルバーニアと双頭の魔女-は、第1巻に当たります。尊敬・敬愛するヨハンナ・シュピリ(ハイジ)、高畑勲(アニメ版ハイジ)、宮崎駿(ジブリ)などの影響を受け、執筆を開始した創作児童文学です。大テーマは”子供たちを祝福する”になります(裏テーマは是非お読みいただき、見つけていただければさいわいです)。

ここまでの主な登場人物

マボ:5歳の男の子。少し臆病で控えめな子供。
モモ:5歳の女の子。おてんば、おしゃべりで元気な子供。
ネネ:5歳の女の子。つんとおすまししたお嬢様。

キッチュ:エルフの女の子。愛しのバブバブ坊やを探している。人間の子供を見つけると、虫に変えようとする。
バブバブ坊や:キッチュが探している森をさまよう迷子の赤ちゃん。口癖は「ばぶー」。ものすごく”はいはい”が速い。

ニルバーニア:めったに人界に姿を現さない大賢者様。

樫の木ばあちゃん:マボが大好きなばあちゃん。

シュールレさん:モモの養母。ご主人をなくしているが、全国に展開するボルダック商店をひきついだため大変なお金持ち。
口癖は「モモ、レディのたしなみというのは…」

アルマンゾさん:ネネの父親。村のあちこちに土地を持ち、人にかして暮らしていてとても裕福。口癖は「ネネはとっても良い子」。

バルコさん:ジャンク屋の主人。口癖は「マボ、Tシャツ一枚買えねえよ」
ぶっきらぼうだが、優しい人でマボやモモに好かれている。
1巻での登場は第2章「樫の木ばあちゃん」のみ。実在した人物をモデルにしているとか!?

第1章プロローグ・あらすじ

5歳の男の子マボが、迷い森をよたよたと、おそるおそる、そろりそろりと歩いています。
マボはこの恐ろしい迷い森で迷子になってしまったのです。
木の上に住むリスたちが、首をかしげながら心配そうにマボを見ております。

そんなおりに、突然風が吹き、エルフの女の子キッチュがマボの前に姿を現しました。
キッチュは他の妖精と同じように人間が好きではありませんから、マボを見るなりとても怒り出しました。
怒ったキッチュは、マボを「のみ、おけら、みみず」など虫に変えようと呪文を唱えはじめまてしまいます。

困ったマボは、樫の木ばあちゃんに教わった妖精への対処法を必死で思い出そうとするのですが…。

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