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恵方巻と豆まき 福を呼び込む伝統行事「節分」を語ろう

明日は節分ですね。

この時期になると、祖父母との思い出が蘇ります。子供の頃、祖父母は長屋の隣に住んでいました。鬼の面を付けた祖父を追いかけ豆を巻く時は、それはそれは大騒ぎ。今ではとても懐かしい思い出です。そして、次の楽しみは『歳の数だけ豆を食べる』こと。私は少しだけなのに、大人たちはたくさん食べて、羨ましかったです。

祖母が作ってくれる恵方巻きも楽しみでした。本来は7つの具入りですが、食べやすくアレンジされていたと思います。子どもの頃の思い出は、大人になっても昭和の記憶と共に振り返ることがあります。

「鬼は外、福は内」と元気に叫ぶ子どもたちの声が、どこからともなく聞こえた昭和の時代。そこには家族の温かさが感じられました。節分は今でも昔と変わらず、日本の伝統として根付いています。

話が長くなりましたが、今日は節分についてのお話です。

【節分と豆まき】

節分の楽しみの一つ、豆まき。子どもたちにとっては特別な思い出になることでしょう。「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまくと、一年の厄を払い、幸福を招くと信じられています。鬼の面をつけた人は、厄や病気、不幸をあらわし、豆まきでそれを退治します。また「年の数だけ豆を食べる」ことも邪気や災いを追い払い、1年間の健康や幸運を祈る意味があります。節分の時期には、ぜひ豆まきをしてみてください。年の数だけ豆を食べて、厄や邪気を追い払い、健康で幸せな一年を迎えましょう。
 そういう私は豆を数えるのがもう面倒なので、食べたいだけ食べることにします。

【恵方巻きについて】

恵方巻きは主に西日本で広まりました。恵方を向いて食べることで、来る年の幸福や商売繁盛を願うとされています。恵方は年々変わるのでチェック必須。2024年の今年は「東北東」。当日は家族みんなが一斉に恵方を向かい、1本食べ終わるまではおしゃべりNGです。恵方巻きは節分の食べ物ですが、近年では節分の季節に限らず、少し長めの期間で販売されることもあります。

【恵方巻きの歴史】

恵方巻きは、以前は関西特有の行事でしたが、 1990年代にセブンイレブンが全国展開し多くの人々が楽しむようになりました。具材や巻き方にアレンジが加えられ、スーパー、コンビニ、また寿司店で手軽に購入できます。その結果、節分の日に食べる新しいイベントとして広まりました。節分の豆まきや恵方巻きは、邪気払いや幸運を祈るだけでなく、家族や友人との思い出作りの機会としても楽しんでくださいね。

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