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声優・羽多野渉のオンラインライブがエモさ爆発してた件

それは約半年ぶりの朗報だった。
今年3月に公演予定で、新型コロナの影響で中止になったとある声優のライブが、オンラインで実施することになったのだ。
声優・羽多野渉。私が最も推している声優で、ファン歴は7年になる。
彼のオンラインライブ実施が発表されたのは先月初旬。

昨年のライブはインフルエンザで行けず、今年こそはと思っていた矢先の中止発表だったので、今年の春は悲しみに暮れていたが、オンラインライブの発表には「待ってました!」と叫びたくなった。
公演自体は3日前の9月4日に行われ、アーカイブ視聴も昨日9月6日で終了したが、未だに思い出すだけで幸せになるライブだった。
その気持ちを忘れないうちに、ここに書き残しておきたいと思う。

そもそも「羽多野渉」って誰?

どんなところがエモさ爆発していたか語る前に、そもそも「羽多野渉」が何者か簡単に説明しておきたい。
羽多野渉(はたの・わたる)は、私が最も好きな声優で、名前からのイメージどおり日本人だ。
何が魅力なのかは別の機会に語るが、イケメン役からオネエ役まで出来る幅広い演技力を持ちながら、めちゃめちゃ腰が低いという、神のような声優なのだ。
代表作は『黒子のバスケ』の実渕玲央、『ユーリ!!! on ICE』のギオルギー・ポポーヴィッチ、『アイドリッシュセブン』の八乙女楽など。
余談だが、八乙女楽は「アイナナ」(『アイドリッシュセブン』の略称)の中で最も推しているキャラクターでもある。
もっと詳しく知りたい方は、公式サイトなり、Wikipediaなりを見てほしい。

エモさ爆発ポイント① 生バンド!!

さて、ここから本題に入ろう。
まず、今年は生バンドでの演奏だったのがエモかった。
というのも、昨年までのライブは演奏は音源、複数のダンサーをバックに、羽多野さん本人は軽く踊りながら歌う、というスタイルだったのだ。
最もオンラインライブだから生バンドにしたわけではなく、元々構想としてはあったようだ(今回の公演パンフレットに記載あり)。
初期のライブから参加しているファンとしては、おなじみのダンサーさんたちがいないのは寂しい気持ちもあるが、生バンドによって、音楽の厚みが増した印象はあった。
演奏が音源だろうと、生バンドだろうと、本人が歌うのは変わらないのだが、前者には何というか、物足りなさがあった。それが悪いわけではないのだが、ショーを見ているような気持ちだった。後者を取り入れた今回の公演は、純粋に曲を聴いて盛り上がれる、自然と体が動くような感じがあった。
公演の最後で、羽多野さんが「次は生バンドとダンサーさんで一緒にやりたい」と言っていたので、次回は異次元のライブになりそうだ(笑)

エモさ爆発ポイント② 演出盛り盛り!!

オンラインライブをあまり見たことがないので何とも言えないが、ただ生中継しているだけだとかなり味気ないのではないかと思う。
その点、今回の公演はかなり練られていた。「OPENREC.tv」という、生配信ができる動画プラットフォームを使用していたのだが、公演を見ていると、制作側の「できることは何でもやろう」という気概が感じられた。
YouTube」や「niconico(ニコニコ)」のように、配信中に視聴者がコメントできるので、何もしなくてもライブの一体感は擬似体験できるようにはなっている。
しかし、感動したのはそこではない。オンラインライブならではの演出が至るところで行われていたのだ。
コール&レスポンスがしやすいように、字幕で合いの手を入れたり、曲調に合わせて画面をエフェクト(?)で縁取りしたりと、初心者にも優しい演出がなされていた。
特に感動したのは、曲の変調に合わせて画面の色が変わる演出。実際はライトの色とカメラの角度でそのように見せているだけなのだが、オンラインライブだからこそできる演出なので、「制作側、神やん!」と叫んだ。心の中で。この演出がなされたのは、「わすれもの」という片思いの心情を歌ったバラードで、曲の最初はスローテンポで音も少ないのでセピア色、変調でテンポが早くなるタイミングで元のカラーに戻るというものだった。
ちなみに、オンラインライブは通常配信のほかに、最前列アングルや引きアングルでの配信もされていたのだが、色が変わる演出は通常配信でしか見られない、レアなものだった。

エモさ爆発ポイント③ 羽多野さんもバンドメンバーもスタッフもイキイキしてる!!

最後は見出しタイトルのとおり。会場にいる全員がイキイキしていて、嬉しくなった。
特にバンドメンバーに対しては
「緊急事態宣言の最中は仕事なくて、大変だっただろうな。久しぶり……じゃないかもしれないけど、がっつり演奏できて嬉しいだろうな。オンラインとはいえ、この人たちの演奏を聴けた私もラッキーすぎる」
などと勝手に思いを馳せていた。
歌って踊る羽多野さんが見られたのも嬉しかったし、何より会場にいるスタッフさんたちも一緒に盛り上がっているのが見られたのが嬉しかった。いい制作陣だなと、素直に思った。
まぁ、羽多野さん、本業は声優だから、歌って踊るのは本業ではないんだけどな。まぁいいけどな。
個人的には、バンドメンバーが演奏の合間に合いの手入れていたのが、製作陣の仲の良さが感じられて、キュンとしたな。

まとめ

本当に多幸感あふれるライブだった。
今まではライブDVDだけは買ってなかったけど、今回はめちゃめちゃ欲しくなった。発売日が待ち遠しいぞ!
ライブ自体の様子が知りたい方はこちらのライブレポートが詳しく書かれているのでオススメ。写真もきれいに撮れてるし。

おまけ

オンラインライブ視聴直後の、私のクソ長いツイート。
需要はないでしょうが。


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