劇場版ゆるキャンが良かったって話
最初に
本記事は映画、テレビアニメのネタバレが含まれます。
流れというより関係性やシーンについてのネタバレです。
ネタバレ無しで映画を楽しみたい方は、ブラウザバックをおすすめします。
背景
映画を見て衝動に駆られたので書きます。
背景をなぜ設定しているかというと、間違えて記事を読む人がここまで読んでも大丈夫にするためです。
あとおそらく語り口は興奮のままに書き綴るので少し変になります。
ネタバレあり感想
普通にちょっと泣きそうになった
最初に、本作はTV版の数年後、なでしこ達が大人になり、それぞれの職・場所で働いている世界が舞台となります。
リンちゃんは名古屋で地方紙の編集者。
なでしこは東京でキャンプギアショップの店員。
千明は山梨で観光推進機構の職員。
あおいちゃんも山梨で、こちらは小学校の先生。
斎藤は横浜でトリミングサロンの店員。
なんかね! もうね! 声が違うのよ!
少し大人なのよ!
PVの時からさ、なでしこの言葉がシンと重さを少し持ってるのは感じてたけど、皆そうなのよ!
そんでさ、そんでさ! これまでTV版でやってた彼女たちを、今度は彼女たち自身が見守る側になってるのよさ!
キャンプギアショップに来た女子高生たちに、なでしこが「キャンプは自由なんです。インスタントの何かを食べるだけでも」って、「え、そんなことでもキャンプなの?」って。
アニメ版でも類する光景はあったけど、ガスランプに興味を持った子たちへの対応がさ! もうさ! 感極まるのさ!
もう結婚しといてください
これは論争を巻き起こす可能性もあるんですが、書きたいので書いておきます。
この論理が全てではないことを重々承知の上で(というかそもそも深読みだということをわかった上で)書いていることをご了承ください。
作品内で、リン・なでしこコンビ、あおい・千明コンビについて、少し多く描写される部分がありまして。
あおいちゃんと千明は、長年の付き合いだからこその距離感だなぁ、ってのがあって。
あおいちゃんが閉校式のときに、平気なふうに見せて、しみじみと「やっぱ寂しいわ」と言うと、千明はヒップアタックをかまして笑うわけですよ。
空回りしたりする千明の明るさは、こういう時に一等輝くなぁと思ったわけでございます。
そんで! 極めつけは! リンちゃんとなでしこですよ!!!!
作中で二人の間に言葉を使わずとも伝わる空気感が流れることもさることながら!
二人きりで秘湯に浸かってる時にさ
しみじみしながら
「大人になりました〜」っておちゃらけながら(めっちゃよかった)
リンちゃんは静かになでしこの言葉を聞いて
なでしこはリンちゃんにいろんな言葉を伝えて
尊すぎるんだが? もっとやってくれ? ってなったよ
TV版を見てるともっと楽しい要素
リンちゃんは大人になってから、おじいちゃんと同じくバイクに乗っているわけですが、バイクがあえなく使えなくなったとき……
あいつが、帰ってきた……!
実家に眠っていた、学生時代の相棒であるあの原付が! リンともう一度走るわけですよ!
登場キャラと同じように、原付も古びて汚れがついているのが、あのTV版からの年月を物語っていてよかったですね。
しかも原付は最後までリンちゃんと共にある……とてもよかったあの流れは。
バイクだけでなく、各種セリフだけでもなく、TV版で登場したあのキャラやこのキャラなんかも出てきたりして、(正確に把握出来てるわけではないが)TV版を見ていたほうが絶対いいなと思える演出でした。
最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
もしかしたら、後で思い出したことを書き足すかもしれません。
最後に、この一言だけ言いたい。
ゆるキャン最高!
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