むいていないはなし。

今日は精神科通院の日。

睡眠が不安定すぎるので、睡眠導入剤を追加でもらった。

依存性が少ない薬なので飲み放題である。

淡々としている担当医さんだけど、薬は色々出してくれるからやめられない。

ちょっとテンションがあがる。

その後は図書館に寄って帰宅。

図書館もすっかりやめられない。

失敗したのは、書籍一冊だけの予約受け取りになってしまったこと。

もっといろいろ予約しておけばよかったと少し後悔した。

図書館に寄ったからか、最近は猫くらい寝ているからか。

いつもなら精神科に通院した日は疲労感がすさまじいのだけれど、今日はほとんど疲労感がなかった。

パフォーマンスの良し悪しはわからないけれど、バイトも普通にこなせた。

むしろちょっとテンションが高くなった気がする。

調子がいい日には思うのである。

適度に働くことができる場があるのはいいことだなと。

いまはなんだかんだでつらいことも少なくなった。

調子が悪いとできないことを数えてしまう。

もちろん、いまだって出来ないことは多い。

とても多い。

たぶんそれは昔から天才になりたかったことに由来するのかもしれない。

劣等感を抱くことが常だったから、なんでもできることに憧れていた。

コツをつかむのだけは上手かったから、そつなくこなしているように見せることが精いっぱいだった。

学校で言えば、勉強は要点を押さえればよかったのだが、実技教科はそうもいかない。

音楽に、美術に、体育に、情報に、技術に、家庭科に何度泣かされたことか。

実技教科の居残りなんて日常茶飯事だった。

圧倒的に向いていなかった。

実技教科は発想から創作のセンスが試されるが、まったく案が浮かばなかった。

本当に何かをつくる、表現するということに向いていないのだ。

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