2020.3.7 ピアノリサイタルのプログラムノート公開

東京でのピアノリサイタル本番まで1ヶ月を切りました。今回メインで取り上げるのはベートーヴェン最大のピアノ曲、「ディアベリ変奏曲」です。ベートーヴェンが詰め込んだ様々な工夫を知っていただくと、作品をもっと楽しんでいただけると思い、当日配布予定のプログラムノートからの一部を、少しずつここにアップしていくことに致しました。

この作品に取り組む上で私自身非常に助けられている、ユルゲン・ウーデとアルフレッド・ブレンデル(両者については下記参照)の著書を参考に、自らの考えとともにまとめます。皆様がリサイタルを楽しむための一助になれば幸いです。

リサイタルの詳細はこちら↓

チラシ

*ユルゲン・ウーデ Jürgen Uhde (1913-1991)
ドイツの音楽学者、ピアニスト、ピアノ教師。シュトゥットガルト音楽大学にて教鞭をとった。シューベルト、ベートーヴェン、バルトーク等における評論を数多く残した。

*アルフレッド・ブレンデル Alfred Brendel (1931-)
ピアニスト。知的かつ深い音楽的考察で、主にドイツ・オーストリアの音楽で高い評価を受けた。特にベートーヴェンやシューベルトで特筆すべき録音も数多く残したが、2008年に演奏活動を引退している。

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