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うちのねこ

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うちの猫の文章スケッチと、写真を載せています。 名前はみーや、茶トラの男の子。よろしくお願いいたします。
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2023年5月の記事一覧

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 猫と暮らすということは、野生と暮らす、ということのようだ。  不健康な夜更かし生活をずるずると許していたが、みーやは時間が来たら寝る、と決めているかのように、電気を消す(今また私が点けちゃったけどね)。  ちゃんと食べるし、出すし、寝るし、遊ばないと怒るし、パトロールする。  ついでに、動物の私も考える。「動物」だから、動かないとダメなんだそうだ。一日に一度は40度まで体温をあげたり、体中の筋肉(7割の力で大丈夫)を動かしたり、歌を歌ったり(喋ったりだったかな?)、いろい

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 うちのおしゃべりみーやは、お父さんに頭をなぜられると弱い。  お父さんがベッドにゴロンすると、必ず(目ざとく見つける!)乗っかって行って、お父さんの喉元に前足(うちでは手という)をおき、スフィンクスのポーズをとる。たとえ、横になっての寝姿勢だとしても、平ら!を要求する。おとうさんはもちろん、要求通り。  変な格好で読書を続ける。  お父さんが本に集中していると、ミャ、という。頭を撫でろ、というわけだ。下手すると、ネコパンチの掠るやつが来る。本を置くしかない。おとうさんは両手

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 古い光学式のマウスを使っているので、時々動かなくなる。原因はみーやの毛。マウスの裏、赤く光る目の中にみーやの毛が入ると反射してしまうらしいのだ。  楊枝の先を目の中でくるりと回す。  たいてい、光る毛がピンと立つので、それを引っ張って取るといつものマウスに戻る。  そろそろ新しいのが欲しいな、と思って検索してみたが、よくわからない。マウス自体は2004年くらいに性能が固定化したのか、新しい解説ページがヒットしない。もう、スマホの時代だものね。  とうとうマウスの赤い目が

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