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そぞろ歩きの見つけもの

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気まぐれ散歩、ただ、歩くだけの。 それでも心は動き出す。
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#そぞろ歩きの見つけもの

そぞろ歩きのみつけもの 大谷石

 秋風が吹いた。やっと夏が終わったと見える。今日の散歩はらくらくだった。いつもより多く歩いてしまって、相棒は後が怖いと言った。  この街を歩いていると、大谷石の塀にであう。お屋敷の周囲、銀行のあった場所、青味がかった穴ぼこだらけの石の塀。多分、その向こうの蔵造りの家も中は大谷石だろう、と見当をつけて、時代の贅沢にため息する。  土蔵は土を練って作るから土蔵と言ったのだと思うが、ここらあたりの倉は大谷石を土台に作ったものが多いと聞いた。  大谷石は火災に強いんだよ、と、そのと

そぞろ歩きの見つけもの、食の駅

 あまりにも暑いので、買い物、車で行こうということになり、初めて食の駅なるお店に行ってきました。道の駅っぽくて楽しかったです。  買い物始まったら、取材どころでなくてすみません。

そぞろ歩きの見つけもの

 先日の夕立ち。急に涼しくなり「秋の気配」とぬか喜び。  今日はまた暑い一日でした。日陰に入ると涼風が抜けたり、確実に秋に向かっています、もう少し。  雫が気になります。  もうすぐ秋になろうというのに、朝顔のこぼれ種が蔓を伸ばしていました。  そうして、付録の小さい秋。  明日も良い日でありますように。

そぞろ歩きの見つけもの

 夏真っ盛り。歩かないと何となく調子が落ちるので、自分に言い聞かせるようにして家を出る。出ちゃえばちゃんと楽しいんだけど。  このごろ、キバナコスモスが増えた。黄色は元気がでる。

そぞろ歩きの見つけもの、雫

 昨日の雨で、温度がすっと下がり、なんだかホッとする。  雨上がりの街路樹は、すがすがしい。  湿気がすごくて、まだまだ、涼しいとはいいがたいが、それでもお盆が過ぎると、秋を探してしまう。  タイトル画像の大きな葉は、異国情緒漂う植物。葉が大きい分、雫も大きくて肉眼では、雫がレンズになっての植物の形があったのだが、スマホに通すとなんだかよくわからない。  反対側の花壇のコスモスも、雫がキラキラして、喜んでいるかのようだった。  ・・・教えてもらったスマホ用のレンズを買わなき

そぞろ歩きの見つけもの。ねこじゃらし

 歩いていたら、ねこじゃらしがあった。みーやの目が浮かぶ。  一つ、お土産にいただこうか?  こんな風に逞しく生えている。ホントの名前はエノコログサ(Wikipedia)。  近代以前の農村では、飢饉の際にカラスムギなどと共にこれを食用としたこともあった。 !!文中に江戸時代が閃くとメモしちゃう自分が(笑)  (Wikipedia)イネ科エノコログサ属狗尾草Setaria viridis、一年生草本とある。犬の尾に似ていることから、『犬っころ草』と呼ばれていたのがなまった

そぞろ歩きの見つけもの。雨あがり

 涼やかな朝の空気、新聞を取りに出ただったが、ちょっと歩くことにした。涼しい。昨日までの炎暑が嘘のようだ。歩いているうちに小雨が降って、だんだん本降りに。そうか、これが涼しさを運んできた本体か、と思ったが、引き返すのも面倒、いつもバッグに入れている折り畳み傘を広げた。  ひとしきり降ると、雲は急いで行ってしまい、青空が戻ってきた。  坂道のお宅のムクゲが揺れた。  急いでスマホを構える。怪しく見えないよう、素早く構えてさっさと去る、が良いのだが、どうも、もたもたしてしまう