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そぞろ歩きの見つけもの。ねこじゃらし

 歩いていたら、ねこじゃらしがあった。みーやの目が浮かぶ。
 一つ、お土産にいただこうか?

みーや猫

 こんな風に逞しく生えている。ホントの名前はエノコログサ(Wikipedia)。
 近代以前の農村では、飢饉の際にカラスムギなどと共にこれを食用としたこともあった。 !!文中に江戸時代が閃くとメモしちゃう自分が(笑)

エノコログサ

 (Wikipedia)イネ科エノコログサ属狗尾草Setaria viridis、一年生草本とある。犬の尾に似ていることから、『犬っころ草』と呼ばれていたのがなまったとか。
 縄文時代後期に粟作とともに渡って来たとのことだが、こう長い年月を経ると、外来植物とは言われないらしい。
 近代以前の農村では、飢饉の際にカラスムギなどと共にこれを食用としたこともあった、とあるが、こんな細々したものをどうやってたべたのだろう。粟や稗も今では健康食品でしか食べることはない。
 ちなみに、この近所でよく見る柿の木も、救荒作物だ。コメが取れない年には豊作になるという。甘柿でなく、渋柿を植える。鳥や動物の餌食になりにくいので。アルコール発酵や干し柿にして食べる。保存性もアップする。
 この『救荒作物』について、もう少し調べたいと思っている。

 タイトル画像に使った写真です、メヒシバと一緒に住んでました。

エノコログサ

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