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全ての出来事は最善


松下幸之助さんの

「この世に起こることは全て必然であり、必要。そしてベストのタイミングで起こる」

という名言があるそうですが、まさにその通りだなと日々感じています。

最近の出来事に限らず、過去を振り返ってどの出来事を取り出してみても、ネガティブな気持ちで終わってしまったことなど一つもなく、全てが学び、経験となってその後に活かせたり、起こるべくしてそのタイミングで起きたことばかりだなと思います。


一見、ネガティブにしか考えられないような出来事も、よーく俯瞰して見てみると、今で良かった!と必ずポジティブ変換できることばかりです。

この世で起こることに善い悪いはなく、全てはフラットなんだと言う言葉も、聞いた時に物凄く腑に落ちました。

今年に入って特に、私の身にはそんなことがよく起きているような気がします。

日常の些細な出来事を挙げ出すときっとキリがないくらいあるとは思いますが、私の中で印象の大きかったもので言うと3つほど。

①2月という真冬の時期に給湯器が故障

②旅行前に家族の誰かが体調を崩して日程変更

③梅雨入り前にエアコンが故障

どれをとっても見出しだけみると良いことなんて何もなく、一見タイミングとしては最悪ですよね(笑)


①に関しては、直してもらえるのに部品の調達などを含めて3日ほどかかったのですが(その間は冷水しか出ない生活)、真冬の時期ではあったものの、奇跡的に暖かい日が続いたタイミングだったため、手洗い、洗顔、洗い物が冷水のみでも、そこまで苦痛ではありませんでした。

また、幸いなことに実家が近いため、お風呂だけは実家にお世話になることで、問題なく過ごすことが出来ました。自宅と実家の移動も、2月にしてはちょうどその3日間だけ暖かい日ばかりだったので、そんなに湯冷めの心配などもなく、むしろそのトラブルを楽しんでいる感覚すらありました。

子ども達も、時間になるとお風呂の用意を持っておじいちゃんおばあちゃんの家に行く、という非日常を凄く楽しんでいて、給湯器が直った日はむしろ残念そうでした(笑)



②に関しては3月と5月に経験しましたが、どちらも予定より1週間ほど日程を遅らせたものの、元の計画通りの行き先、行程で行けました。


仮に当初の予定通りに行っていたら、3月にしてはかなり寒い日&悪天候だったので、屋外のアクティビティや公園、景色を楽しめなかった可能性が高く、変更後の日程は両日ともお天気に恵まれ、本当に気持ち良く楽しい時間を過ごせました。

5月も同じく一週間後ろにずらすことになったのですが、当初の日程で行っていたら2日とも土砂降りの日でした(笑)

それが変更後の日程はこれまたお天気に恵まれ、最高の旅日和となりました!!

よっぽどの理由がなければ「天気が悪いから延期にしようか〜」とはならなかったと思うので、そのタイミングで体調が万全でなかったことにもそれなりの意味があったのではと思っています。

というか、そうポジティブ変換することで何事も前向きに捉えられますよね。



③に関しては、まだ梅雨入り前だというのに30度を超える日が続いたある日、エアコンを使うほどではなかったものの、夕方なんとなくスイッチを入れてみた私。


……………。


まさかの冷風が全く出ていないことに気付きました。部屋が全く涼しくならないイライラと、説明書を見たり調べたり、電話で問い合わせたりする間、子ども達にあっちへウロウロこっちへウロウロ全てついて来られてイライラ(笑)、修理の問い合わせの電話も混雑しているとのことで10分以上繋がらずヤキモキ…

さらにはお腹空いたとグズられ…

エアコンがないと過ごせないほどの暑さではなかったはずが、なんだか身体も火照ってきて暑くて暑くて。でも動かないエアコン(笑)
もう、、最悪以外の言葉が見つからない状況でした。

それでもなんとか修理センターに繋がり状況を伝えると、最短で土曜日に来てもらえることに。(故障に気付いて電話したのは木曜日の夕方)
ただ、現地で見てみて必要な部品を調べ、部品を発注調達してからの修理になるパターンが多いため、その日には恐らく直らないと言われ、、絶望。

とはいえまだ梅雨入り前。エアコンがなくてもどうにか凌げるはずだし、奇跡的にその日に直してもらえるかもしれないし…と信じて待つことに。


修理当日を迎え、担当の方が来られた時はもうそれだけでも有り難くて。直るところまでは半分諦めていたにも関わらず、なんと部品を用意して下さっているとのこと!!!

修理依頼の電話をメーカーから受けた時に、恐らくこの部品じゃないかと機転を効かせてすぐに部品を発注して下さったらしく、さらに修理に来られる当日の朝にたまたま部品も届いたとのことで、まさかのその日その場で直して頂くことができました!!!

当日の修理はほぼ不可能と聞いていただけに感動もひとしお。さらに、本来であれば4万円ほど修理代が発生したそうですが、ギリギリ10年保証の期限内(残り半年)だったので費用はゼロでした。

結果的に、エアコンが壊れてくれたタイミングとして、これ以上ベストな時はなかったのではないでしょうか(笑)

もし真夏になってから壊れていたら…?
もしあと半年遅かったら…?

考えても仕方のないことではありますが、今で良かったんだ!と思えることばかりでした。



ダラダラとエピソードを書いてしまいましたが、とにかくどの出来事を取り出してどこからどう見ても、全てが最善だったなと思うのです。

もちろん、何も余計なことは起こらないのが平和ではありますが、日々の些細な出来事一つとっても、すぐに善悪の判断をし過ぎない力がここ数年で身につきました。



なるべく大きな視点で物事を見て、必要以上に一喜一憂しないこと。

全ての出来事には意味があって、その時の自分に必要であり最善であること。


そう考えたらすごく肩の力が抜けて、色々必死だった若い頃より楽になれてる気がします。


先の長い子育てにおいても同じことが言えると思うので、その時その時をとにかく楽しみたいです。


#3歳 #7歳#子育て#専業主婦


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