送迎①

今日は曇りですね☁️ 雲が80%空を覆っていたら天気を曇りと判断するとか。小5の息子が言っていました。理科に全く興味が持てなかった私は勉強したであろうその知識が全く頭に留まっていませんでした。これから何遍息子に「ママそんな事も知らないのお⁉︎」を言われ続けるのだろうと未来におののいた瞬間です。

さて長男は県内の養護学校に通っています。今中等部2年生で来月からは3年生になります。え、うそぉ、いつのまにそんなに大きくなっちゃったのぉ、と思う日々です。養護学校は家から車で15分あれば着きます。近所の小学校から編入して4年間、毎日のように彼を学校まで送り続けています。思えば私の人生、送迎の日々と言っても過言ではない。あれは20代半ば。同棲していた彼の家を喧嘩して出たんだったか、父親と喧嘩して出て行ったんだか記憶がはっきりしないのですが、とにかく一人暮らしの姉の家に短い期間泊めてもらっていた時です。その頃姉は港北にある会社で働いていました。姉の家から30分くらいかかっていただろうか。その頃はフリーターだった私はバイトの時間にかからない限り姉を会社まで送迎していました。往復入れて3時間を費やしていたけれど、全然苦ではなかったんですよね。運転が好きでしたし、流れる景色の変化を見るのもいいものでしたし、車中では好きな曲を流して大声で歌っていたり。

実家にいた時も母の買い物によく付き合っていました。5年前に亡くなった母との、取るに足らないささやかな時間と思われますが、私にとっては母との密に過ごせたひとときでした。

次男と末っ娘の習い事の送迎は車中でオツカレオヤツを食べたり、今日はどんな感じだったか聞いたり。口数の多い時はうまくいったんだな、口数の少ない時は何かあったのかなとか。成長を感じる時間でもあります。

単身赴任中のダンナの駅までの送迎もします。ダンナは半分転勤族なので、以前下北沢に住んでいた頃には連休はよく泊まりに行きました。苦手な高速道路を緊張しながら運転していたなぁ。都心に近づくに連れて景色が狭まり、空が低く感じる圧迫感。様々な種類の車がレースをしているかのようにビュンビュン走っていて、その一員になって嬉しいような早く走り去ってしまいたいような複雑な気持ちで肩に力を入れて運転していました。

 まだまだしばらく続きそうな送迎生活。これからどこへみんなを送っていき、迎えに行くことになるのかなぁ。