歯磨き

私の通っていた小学校には食堂があり、みんなで配食し、給食を食べ、歯磨きをするまでが、一連の流れでした。
給食は時期により、学年別だったり、全学年ばらばらで食べる縦割りだったり。どちらも楽しかったことを覚えています。

歯磨きのときは、保健委員の子供が作ったテープを流しながらみんなで歯を磨きます。
右上の外側から順に、最後が右下の内側になるそのテープを聞きながら300人が歯磨きする姿は今思えば、シュールですがその時は日常でした。

歯を磨くたびに、その思い出に浸れるのは、私が歯を磨くときに右上から始まる癖があるからに他なりません。
おそらく右上が一番磨かれているんじゃないかと予測します。左下とかは、中だるみしてそう。そんなことを日々考えながら歯磨きタイムする私。だからといっても、歯ブラシを持つと左上からのスタートとかはどうもできないのです。

歌通りにやれば磨き残しはないだろうし、足りないところは追加でやればいいだろうと、今日もまた同じように歯磨きタイムをするのでしょう。

おわり

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