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付かず離れずの彼

今日は好きな人の街を散歩。

思い出が蘇るから、今まで避けてた散歩道。

ここでキスしてあそこでハグして彼は私に好きと言った...。

なんて切ない思い出を独り思い返す。


その恋は今も進行中だけど、

なぜか終わった感覚がある。

近づいたり離れたりを繰り返して

結局今も繋がっているふたり。


始まってるようで始まってなくて

終わってるようで終わっていない。

そんな恋愛。


私は今まで常に恋愛してきたから、

色んな恋愛の形があることを知っている。

この街にいるはずの彼は、今も付かず離れずの存在で。

好きと言ってみたり、

今あなたの街に来たと伝えてみたり。


そんな意味の無いやりとりが私にとってかけがえのないもの。

会えなくても、思いが違ってしまっても

きっと私は彼の存在を愛し続けるだろう。


彼を思うこの感情が好きだから。

私にとって恋愛ってそんなもん。

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