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【実話】下着泥棒は、玄関からやってくる…

こんにちは、はるいるです。

今日は、突然ふと思い出した過去のお話を書いてみようと思います。
恐ろしい経験談だけど、
何かの気付きになったら嬉しいです。


それは突然、玄関からやってきた

私は当時、高校3年生。
高校は家から近く、自転車で5分の距離にありました。

部活などはせず、バイトに明け暮れる日々…
そのバイト先は何故か、
電車とバスを使って、1時間半かけて行ってました笑
(何個も掛け持ちしたけど、そこが一番楽しかった。。)


ある日、バイトから帰ってきた夜22時。
お風呂に入ろうとしてタンスの中を見ると、

ないんですよ。
下着が…!!


あれ?と思い、
親に尋ねます。


「私の下着知らない…?」


すると、母は顔色を変えてこう言います。


「えっ………??ないの??」


続けて、

父も。
弟も。


そして、
一番顔色が変わった
1つ上の兄が口を開きました…


「実は今日、昼間に変な作業員が来たんだよね…」

兄が語ったのは、
手慣れた手口でした。

・昼間、兄と弟が家にいた
・帽子を深く被った男の作業員が一人で来た
・電気が付くかチェックをするから、合図をしたらブレーカーを操作してくれと言われた
・声の指示に合わせてブレーカーを操作した
・2階の次に、1階も行った
・その間、兄はブレーカーの下に。
・弟は、作業してない階に移動させられた
・作業が終わったら、名前と学校名を書かされた
・何食わぬ顔して帰っていった


こうやってまとめると、
おかしな点が多々ありますね…。

「作業に来たのに、住人に手伝わせるのはおかしいだろ!」とか。

「告知もなく来るのはおかしいだろ!」とか。

「保護者のいない日に作業に入るのはおかしいだろ!」とか。


今なら思うけど、
平和ボケしたうちの家族には、
そんな危機管理能力は皆無だったようです。笑


取られていたのは下着だけじゃない!

そんな話を聞かされて、
恐怖で身体が震えました……。。

でも本当に、それだけなのか?
と探してみた所、、、
まだまだ取られていたのです。

・制服のスカート
・紺色ハイソックス
・下着
・プリクラ帳
・写真入れ

思い出を大切にするタイプだった私には、
下着よりも“プリクラ帳”がなくなったことがショックでした。。


翌日、警察に被害届を出しましたが、
何も痕跡はなく、
悲しい思いだけが、残されてしまいました…


数年後、犯人捕まる…!!

それから、2、3年後。
警察から1本の電話が。。


「似たような手口捕まった犯人がいるので、
取られたものを証言してくれませんか?」
と。


後日家に警察が来て、
犯人から押収した品の写真を見せられ、
被害にあったものを探しました。


犯人は、泥棒常習犯…
実は妻子持ちで、
盗んだものは、家の外の倉庫に入れていたそうです。

子供には、
「仕事で使う危ないものが入っているから、
開けちゃダメ!」と言っていたそうです。。


犯人が盗んだものは、
下着の他に、
クレジットカードや、レシート。

黄ばんだ下着などもあって、
寒気が止まりませんでした…


何回か見返したけど、
一番帰ってきて欲しかった“プリクラ帳”は、
押収品のなかには入っていませんでした。
(それだけは、今だにショック…)


まとめ

いかがでしたでしょうか?

・泥棒は空き巣だけじゃないこと
・家の中でも、危機管理を怠らないこと
・いい人ぶった悪い人だっていること
・泥棒は、母の下着を見分けて取らないこと

これは、私の教訓になったことです。
皆さんくれぐれも、
気をつけてくださいねーーー!!!

ご興味を持ってくださり、ありがとうございます( ;∀;) あなたのサポートが、私の笑顔に変わります…♡