ばあばは「防災士」
五月晴れの日が続いております。
小学校、中学校、さらに高校でも運動会が行われていますね。
良いことです。
3〜4年ぶりに開催してされている学校も多いとか。
保護者の人数制限も解除とか。
明るいニュースはワクワクしますね。
ところで、
早いところではこの5月下旬から梅雨に入ります。
みなさま、洪水、水害、土砂崩れなどの災害対策はお考えでしょうか?
ハザードマップは聞いたことがありますでしょうか?
災害の種類による危険度を地図に書き落としたものです。市町村区役所に行けばもらえますし、アプリでも入手できます。
これを基に
災害対策を考えるのが基本となります。
といっても、ばあばはもちろんのこと
お年寄りには「?」で終わることが多いですよね。
だって、ハザードマップっていきなりカタカナなんだもの。日本語で話せ!ってなるよね。
わかるよー。
ばあばはテレビでニュースを聞くたびに毒づいております。
日本語で話せ!漢字で表記しろ!とね。
まあ、それはさておき
ある程度の備蓄をしましょうね、って話しをしたいと思います。
災害に遭うかも、ってなった時は
「逃げるが勝ち」です。
災害がおこるかもよー、おこりそうだよーとなったら自治体がなんらかのニュース、アナウンスをします。
テレビだったりラジオだったり村内放送だったり。
たまに「こちらは市役所です。川の水位が上がっています。早めに避難してしてください」とマイクで放送しながら車が通って行ったりしますよね。それです。
それで、避難するのが基本スタイルです。
しかし、我が家は大丈夫!ならば必ずしも避難所に行かなくても良いです。
自宅避難というものです。
この自宅避難、あるいは避難所に行きそびれて
もう今更行ったら逆に危ない!となることがあります。
そのためには「備蓄」が必要です。
東北地震、熊本地震を経て「備蓄」という言葉はかなり知られるようになりましたね。
防災士としては話が早くて助かりますし、それだけみなさまが災害に対して意識しているということなのだと思います。
備蓄として、必要な物のリスト表も簡単に入手できるようになりましたね。それに沿って備蓄を進めていきましょう。
ただし、このリスト表はあくまでも基本です。
ここに我が家にとって必要なもの、あるいは要らないものを足したり引いたりします。
たとえば、若い女性がいるならば生理商品は必要ですよね。
赤ちゃんがいるならば紙オムツ、粉ミルクも必要です。年寄りがいるならば大人用紙オムツが要りますし、入れ歯ならば洗浄剤が要ります。
そうやって我が家に必要なものを考えて揃えていきます。
トイレ事情も重要です。
地震が起きたときは、断水していないからといってトイレが使えるとは限りません。なぜならば、ビル、マンションなどでは途中で配管が破損している可能性が高いからです。
想像してみてください。ビルの配管が破損していたのに、汚水が上から流れてきたら…。
ねっ、嫌でしょ⁈
なので簡易トイレ、災害用トイレセットは絶対必要です。
必要な物がリストアップされたら、今度は何日分かを考えます。
最低3日分です。
3日あれば、政府、自治体からの救援が何かしら動き出します。
ただし、これはあくまでも最低です。
地域、交通状況によって孤立する可能性がある場合は理想は7日分と言われています。
これはあなたが住んでいる地域、状況によりますから一概にはいえません。
なので、ここで活躍するのがハザードマップでもあります。
本格的な梅雨に入る前、今だからこそ
運動会の疲れが取れたら考えてみませんか?
梅雨が終わったら、すーーーぐ台風がきますよ。
今のうち、今のうち。
ちょっとだけ、備蓄を意識してくださいませませ。
ばあばの老婆心でごさいました。
では、また。
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