香りの呪縛

私は、匂いフェチだ

1番リーズナブルかつ毎日使うもの

柔軟剤

私はいろんな柔軟剤を試す

大抵新商品は網羅する

ただ条件がある。500円以下なら…

それ以上は中々手を出してない

私のリフレッシュ方法は、柔軟剤の香りを

コロコロ変える事

そして、ストレスが溜まって爆発すると

爆買いする

(爆発してるけどちゃんと値段は見る)

最近も、爆買いしたが

「値上がりしとる」

3個しか買わなかった

物価高騰のおかげでブレーキがきいた


私がなんでこんなに柔軟剤にこだわるか

それは幼少期の記憶があるからだと思う

私の『母は健康マニア』だ

そして多分うちは貧乏だった。

食事もお菓子は手作りで、回転寿司なんかも

行ったことがなかった

外食をするのはクリスマスのみ

そしてサンタさんは一応いた。

2500円までという条件付きサンタが

今思えば、不可思議なのだが

その頃の私は、うちのサンタは貧乏なんだ

と思っていた

必死でトイザらスのチラシと睨めっこをした

2500円以内じゃないとサンタは来ない

でも欲しいものはそれ以上する

でも2500円なんだ

そのうち、このおもちゃは大体いくらくらいする

のか把握してた。

あの頃はおもちゃの目利きプロだったと思う


そしてうちは柔軟剤を使わなかった

周りの友達は、その頃「ダウニー」が

流行っててみんないい香りをぷんぷんさせてた中

私は無臭だった。

自分の匂いだ

羨ましかった。その頃心の底から欲しかったもの

ダウニーだ。

ダウニーの香りを見にまといたかった

みんな、ぷんぷんいい香りがする

昼食を食べる時の風呂敷からもプンプン

洗った手を拭くタオルからもプンプン

羨ましかった

私もプンプンさせたかった

そして極め付けは、好きな男の子が

目の前の親友に「ハンカチいい匂い、」

と言って

その香りを嗅いだ瞬間その男はその子に惚れた

(多分ね、)

「私のハンカチは?」

って咄嗟に言ったけど、

私のハンカチは無臭

いや、無臭っていうか我が家の匂い

心の中で「しまった…」のオンパレード

案の定、微妙な顔をされた

それがいまだに脳裏にこびりついてる

ベタって張り付いてる

だから私は柔軟剤に執着してる

ちなみに好きになってた人みんな

ダウニー族

いまの夫もダウニーを使っていたらしい

私は、ダウニーに惚れとるんかもしれん

『母は健康マニア』に戻そう

なぜ、柔軟剤を使わないことが健康に結びつくか

母曰く、衣類の洗濯洗剤、柔軟剤も無添加に

こだわってたそうだ

「肌からも、いかんもんが入ってくるんよ」

との事。

子供にゃ〜分からんが

でも今私は二児の母

とてつもなく気持ちがわかった

今思えば、母に感謝している

だって、いかんもんの肌への侵入までも

気にしてくれていたのだから

ただ、私は柔軟剤のトリコになってしまったが

母には感謝

マネはできんが…

子育てには何が正しい、何が間違えはない

私はこの経験を経て、一つ決めてる事がある

「何でも、やり過ぎは注意」


私に、母は言った

「やりすぎたのは、自分も苦しめとった」と

ある程度

が子にも親にもちょうどいいんかもしれん

分からんけど

これからも、柔軟剤発掘の旅は続くだろう

今では母も柔軟剤普通に使っとるよ


今日の手紙

娘っ子👽
今日は朝喉が痛かったのかちょっとグズってたね
お薬もきちんと飲めて偉すぎる!
いつか、ポカリとか飲めたらいいね
点滴じゃなくて口から入れれたらいいね〜
でも薬飲めとるだけでも、すごい!

息子っ子🚀
昨日もらった風船がまだ家にあってそれを持って遊ぶたび興奮してテンション爆上げになる君
止まらんのよ〜あなたの興奮は
何度もいうけど、エネルギッシュ
星ひとみさんの占いであなたは「空」だったよ
私は空大好き

今日も一日お疲れ様でした
今日も頑張った
明日も、わくうき待ってろよ〜🌟



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